平昌オリンピックの政治的舞台裏 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

平昌オリンピックの政治的舞台裏

2月9日から平昌オリンピックが始まった。


韓国と北朝鮮の選手が合同で入場行進を繰り広げたり、南北合同の女子アイスホッケーチームが編成されるなど、話題に事欠かない。
 

それとは別に注目すべきは、米朝の接触があるかどうかあろう。
 

開会式に出席するため、ペンス副大統領がアラスカ、東京経由で韓国入りをした。
 

同副大統領は北朝鮮で収監され、帰国直後に死亡したオットー・ウォーンビア君の父親を伴って五輪会場へ。
 

その狙いは先の一般教書演説でトランプ大統領が行ったように、北朝鮮の非人道的な行為を世界にアッピールすること。
 

北朝鮮は猛反発しているが、韓国側もアメリカの意向には同意せざるを得ない。
 

とはいえ、いずれも政治的駆け引きのなせるワザ。
 

実は、北京を舞台にした米朝の水面下での話し合いが進行しており、平昌オリンピック後を見越した「戦争か融和か」のぎりぎりの瀬戸際交渉が展開されているのである。
 

「微笑み外交」の主役で「北朝鮮のイバンカ」と呼ばれる金正恩の妹、与正(ヨジョン)にメディアは釘付けのようだが、人知れず米朝極秘会談が開かれたに違いない。


 

その結果次第で、米国による斬首作戦「5015計画」が発動されることになるだろう。