「ルイ君、好き…。」
…。。。
「俺も好きだよ」
そう言って ルイ君は私のことを抱きしめた。
「おうちのこととか、何か辛いことがあったら、俺に何でも話してね。」
「うん…」
その日はごはんをご馳走になって
そのままルイ君の家にお泊まりした。
朝方、私が家に帰るとき
またタクシー代を持たせてくれて。
バイバイした。
「またね。楽しかったよ、さとみ。」
「うん、またね、ありがとう。」
私は帰りのタクシーに乗りながら
いろんなことを考えていた。
今の私にとって
癒しはルイ君しかない…。
でも今はあくまで
ホストと、お客さん、なんだよね。
私もミホ達みたいに、恋人同士になりたい…
あと…
なによりルイ君ともっとたくさん一緒にいたいし
独占したい…。
この幸せな時間が、
もっとたくさん欲しい…
…それには今は
お金が必要だ…。
働かないと。