今まで、おうちのことでいっぱいいっぱいだったのは確かだ。
だけど私にも
人生を楽しむ権利はある。
お母さんとおばあちゃんは家にいるし
きっと大丈夫。
働こう。
バイトが決まったら、事後報告すればいい。
止められても何を言われても、やめない。
だって私は
ルイ君と一緒にいたい。
働く事を決意した私は
色々な求人雑誌を見た。
…けど…。
時給なんてよくても1000円とか。
8時間働いても8000円。
毎日働いても25万くらいにしかならない。
そんなんじゃ、ルイ君にたくさん会えない。
…普通のカフェとかじゃだめだ…。
お母さんはバイナリーをやっているけれど
あんなのギャンブルみたいにみえるし
お兄ちゃんも仮想通貨やってるけど
最近会ってないし、実際わからない。
浮かれたLINEとかもこないし、きっとそこまで稼げてないんだと思う。
…キャバとかかな…。。
いやでも、私、見た目、地味だし…。
うーん どうしよう…。
てゆうかミホって
なんであんなにお金あるんだろう。
一緒にカフェでバイトしてたのに。、
しかもミホなんて週2のバイト。
…家がお金持ちなの?
疑問に思った私はすぐ
ミホに連絡した。
「ミホ、過去すごいお金使ってたって言ってたし、
今もたまにお店行ったりしてるんだよね?
お金ってどうしてるの?」
「さとみ!彼から聞いた!高額シャンパン入れたんだってね!!」
「お金!? そんなの風俗に決まってるじゃん!笑」
えっ、
風俗…?
「え、でもカフェでもバイトしてたじゃん。」
「うん。カフェのお仕事は好きでやってたの。」
「お店で使うお金は風俗で稼いでた。」
「えっ、そうなの」
「よかったらスカウトさん紹介するよー!
合ってるお店紹介してくれるよ。」
…私、身体売るの…?
「待って、本番はないんだよね?」
「もちろんだよwwww
ソープに行かなければ本番ないから大丈夫だよ。」
「…わかった。」
ルイ君と会う事、しか頭になかった私は
決意した。
「紹介してほしい」