クラウド・ファンディングには、大まかに分けて、
「寄付型」「購入型」「投融資型」の3類型が有ると言われています。
寄付型は、途上国やNPO団体の活動資金等への寄付を集めるモデルで、
提供者に見返りはありません。
購入型は、プロジェクト単位で資金を集め、
代わりに提供者に金銭以外の見返りを誓約するモデルです。
投融資型は、資金提供者に対して金銭的な見返りを前提として
資金調達を行うモデルです。
デット・エクイティ・スワップ(以下「DES」という)とは、
債務を資本に組み入れることをいい、
従来から事業再生の際の債務超過解消手段として利用されてきました。
債務者側の企業では、
借入金やそれに伴う支払利息の圧縮により
キャッシュフローの改善が期待できるほか、
特に中小企業においては、
会社オーナーを始めとする関係者からの借入金について
DESを活用することにより、
自己資本比率などの表面的な財務数値を改善することができます。
平成18年税制改正において、資本に組み入れる債権を時価評価するなど、
債務者側企業に不利な規定が設けられましたが、
逆に、会社法ではDESの手続きの簡素化が図られるなど、
税務以外では会社側が機動的に活用できるようになったともいえます。