デット・エクイティ・スワップ(以下「DES」という)とは、


債務を資本に組み入れることをいい、


従来から事業再生の際の債務超過解消手段として利用されてきました。

債務者側の企業では、


借入金やそれに伴う支払利息の圧縮により


キャッシュフローの改善が期待できるほか、


特に中小企業においては、


会社オーナーを始めとする関係者からの借入金について


DESを活用することにより、


自己資本比率などの表面的な財務数値を改善することができます。

平成18年税制改正において、資本に組み入れる債権を時価評価するなど、


債務者側企業に不利な規定が設けられましたが、


逆に、会社法ではDESの手続きの簡素化が図られるなど、


税務以外では会社側が機動的に活用できるようになったともいえます。