平成25年(わ)第1516号
罪名: 児童買春、児童ポルノ行為等処罰法違反、都青少年健全育成条例違反
担当: 樋上裁判官(単独)
時間: 14:30~15:30
・被告人
37歳、会社員、大卒
身体拘束3週間の上、現在保釈
同種の前科2犯(前回の事件で妻と離婚、10歳の娘あり)
・事件
携帯の出会い系アプリで、17歳と性交、動画撮影。
少女へのお小遣いは1万円。ラブホテルや漫画喫茶で性交。
・証人
被告人の父親。
今回の事件が起きたので、現在被告人と同居、保護観察中
検察は2年6ヶ月を求刑。
【傍聴雑感】
・現在保釈中なので、弁護士と入念な打ち合わせができているっぽく、
被告人は立板の水のごとく反省の証言を述べる。
あまりにも立て板に水だと、暗記してきたか、リハーサルしてきたかと、印象づけられる気もした。
・被告人は『多発する少女売春』という本の感想文と反省文を提出。
・現在精神科で、同種の性癖がある患者と一緒にグループワークを実施中。
・万引きと性犯罪は常習犯ばかり。病気なのか遺伝なのか環境なのか・・・。
それにしても、37歳の中年大人のために、定年退職した父親がまだ面倒見ないといけないとはね・・・。
過去の罰金も立て替えてあげたらしいし。【勝手に評価】
樋上裁判官→○△得意技は圧迫質問。時間オーバーして次の事件に時間が食い込んだ
検察→○
弁護士→△誤字脱字が多すぎ、あと被告人の名前をど忘れするのも失礼。私選でしょうに。