出産レポ②
の続き、まるちゃん誕生後です
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【誕生後】
まるちゃんの泣き声が響く陣痛室。相方と私はしばし無言で呆然・・・。感動よりも、涙よりも、「終わった・・・・・・・・」というのが正直な感想。壮絶な痛みのショックと、解放された安堵感から唖然として何も言葉が出ない。しばらくして我に返った相方が私の頭をポンポンしながら「よく頑張った、お疲れさま」「元気な女の子だってさ」と声をかけてくれて、しばらくすると私の胸にまるちゃんがやってくる。ぬるぬるしてて、すっごく温かくてすっごく重い。相方が目を細めて覗き込み、「まるこ~産まれてきてくれてありがとうね~」と声をかける。
私もようやく声が出せるようになって「やっとだね、やっと家族になれたね」、「ちいさいけどすっごく重いよ」、「まるこかわいい?」と聞くと、「うん、切れ長の目でいくらかオレに似てるよ」と。その瞬間、ものすごく幸せな気持ちになる。大好きな相方にそっくりな娘!大事な大事な存在が相方にそっくりだなんて!すると続けて「切れ長っていうか、ストッキングかぶってひっぱったみたいな顔してんな」と。「え゛っウソでしょ!?」と慌てて目線をおろして何とか覗き込んで見ると確かに・・・ストッキング顔かも(笑)「うそーどうしよー」と初めて相方と一緒に笑う。
助産師さんが、「お母さま待ってらっしゃいますがどうします?」と聞いてきて、相方が「来てもらおうよ、もういいでしょ?」と促すので、もろもろ処置が済んだら陣痛室に呼んでもらうことに。先生が切開の傷を縫ってくれる間、チクチクとした痛みを感じながらも先生と会話。「先生、今日もしかして勤務じゃなかったです?私のために残業させましたよね?」と聞くと、「いーのいーの、子供達にはお弁当手配しといたし、うるさい存在いなくてたぶん喜んでるからw」とのこと。やっぱり・・やっぱりそうだったんだ・・・私のために残って見届けてくれたんだ・・・本当に申し訳ない。処置が終わり、先生がまるちゃんを見に来てくれる。「わぁ、ずっとエコーで見てたけどやっぱりかわいいねぇ!どっちに似てるかな?目のかたちはパパだけど大きさはママかなぁ?あ!ちょっとカメラ貸して!ほらほらこうして撮ったらかわいい!」と相方からデジカメを取り上げてまるちゃんの写真を撮りまくる。「じゃ先生も一緒に写真いいですか」と相方が言うと、「あ!それはいい!それは今度にしよう!今ひどい顔してるから!じゃ今日は帰ります!ホントおめでとう!」と手を振って颯爽と去ってしまう。
お母さんが呼ばれて入ってきて、「お疲れさま、長かったね、頑張ったね~」と声をかけてもらう。8時間以上ひたすら心配しながら待っててくれたお母さん。その顔を見て、言いようのない感謝の気持ちがあふれてきた。「大変だったよ~死ぬかと思った~。お母さんもこれ経験したんだよね?命がけで産んでくれてありがとう。」と伝えると、笑いながら「命がけで産むからかわいいんでしょ」と。胸の上でごにょごにょ動くまるちゃんに目を向けると、ちいさなちいさな目で私の目を見つめ返してくる。その姿を見て、なんとも言えない気持ちになる。10ヵ月一心同体で過ごしたまるちゃん。こんな顔してたんだ。こんな目をしてたんだ。私がこの子のママなんだ。一生をかけてこの子を守っていくんだ。相方を見ると、目を細めてまるちゃんの頭や手、足をツンツンしながら「小さいな~、指が長いぞ~手がはまちに似てるな~、ツメが真四角なところはオレに似てるな~。なんで泣かないんだ?大人しいなぁ」とすっごく嬉しそう。
すると助産師さんが「ママのお腹にいたからママの鼓動で安心して泣かないんですよ。私が抱くと泣きますよ」とまるちゃんを抱き上げて(ホントに泣き始めた!)計測とチェックが始まる。2952グラムの50センチ。頭の大きさ、胴周りの大きさ、血液検査に体温検査。今夜から母子同室するかどうか聞かれるが、正直疲労困憊でとにかく寝たい気持ちが先に立ち、「そうなったら今日から母乳スタートですよね。ちょっと自信ないかも・・・」と正直に応える。「いいですよ、私もそうしたほうがいいと思います。今日はこちらで預かるので、ゆっくり休んでください」と言われて、まるちゃんはコットに入れられて運ばれていく。お母さんと相方は陣痛室の荷物をまとめて引き揚げ、私もまだ血圧が高い状態のため、車椅子で病室に運ばれる。そこから病室に運んでもらう間、助産師さんに「はまちさんは検診からずっと先生指名してたんですって?」と聞かれて、「私実は一度流産してるから、その時から先生ずっと応援してくれてて、だから絶対に今回の出産は頑張ろうって決めてたんですけど・・・だいぶ大騒ぎして弱音吐きましたね(笑)」なんて会話をしたのが最後の記憶。病室のベッドに到着して、興奮でずっと寝れなかったような気もするし、あっという間にオチてしまったような気もするし、ここから先の記憶は全くありません。
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長々とレポを書きましたが、最後までおつきあいありがとうございました!
これから出産を迎える方にとってはちょっとリアルだったかも・・・
確かに実際に経験してみた出産は、これまで聞いてたどんな話よりも、これまで読んだどんな出産本よりもビックリするほど想像を超えて大変でした。「マジでか~!こんなに痛いって聞いてないよ~!」って思ったけど、思い起こせばブログ/ リアル仲間のどのママも「出産は大変だった、痛かった、死ぬかと思った」って言ってたハズ。ただ「想像を絶する」とはこのことで、私の想像が現実に全く、足元ほどにも及んでなかっただけ。
しかし私は思うのです。この時代に、この医療も科学もこれだけ発展しているこの時代に、病院であんなことが毎日普通に行われてるってマジおかしいってば!まともな人間が経験して許される痛みじゃないってば!死ぬ人いるって!気が狂うって!あれだけ痛いのにその対処法がただひとつ「我慢」っておかしくないかー!?「あの痛みを経験してこそ」って言う人もいるけど(特に年配者)あそこまで痛くなくたってちゃんと母性あるし!我が子だもん、絶対に可愛いと思えるハズだって!
先輩ママたちはみんな口をそろえて「出産の痛みは不思議なものですぐに忘れる」って言うんだけど・・・正直私はまだその境地に達してないです・・・凹翌日部屋に連れてきてもらったまるちゃんの可愛い顔をみたらこの上なく幸せな気持ちになったけど、だからといって股は痛いし腰は痛いし全身は筋肉痛だし、なによりもあの恐怖体験が走馬灯のようによみがえる。退院した今でも、あの記憶とショックからまだ立ち直れていないのが本音です。
でもね、早くもふたりめ欲しいと思う!ただし絶対に無痛で!
目の前にいるまるちゃんがこれまで想像していた以上に本当に愛おしくて、今度は私にそっくりな男の子が欲しいな~なんてぼんやり考えてる自分がいます。陣痛中は相方に「ごめん・・・子供たくさん欲しいって言ってたけどこれふたりめとかマジ無理・・・」って言ってたのが、ほんの1週間で「無痛なら産みたい」なんて言ってるくらいだから、やっぱりいつかそのうち立ち直れるものなのかな?
これまでに出産を経験したブロ友の先輩ママさん!
本当に本当にお疲れさまでした!心から尊敬します!
こんなヘッポコママのはまちですが、いろいろ教えてください!
そしてこれから出産を控えるブロ友のプレママさん!
恐ろしいレポを書いちゃったけど、こんな私でも無事産めました。
可愛い我が子を腕に抱ける瞬間は必ずきます。頑張ってください!
そしてそして・・・コウノトリ作戦を頑張ってる私の大事なブロ友さん!
治療の結果に「絶対」なんてないかもしれないけど、それこそ諦めてしまったら可能性すらなくなっちゃう。自分の気持ちに踏ん切りがつくまではできる限り頑張ってもらいたいな・・・と思わずにいられません。もちろん迷うし、悩むし、心折れることは多いかもしれないけど、それでも私は振り返ってつらいことばかりじゃなかった、と思うのです。これだけ多くのブロ友さんに知り合えたし、なにより治療を経て自分の強さ弱さをハッキリと知ることができた。そして私なりの経験を経た分、他人の気持ちもよく理解しようと思えるようになりました。
これから慣れない育児が始まりますが、
引き続き仲良くしてもらえると嬉しいです!
これまでも・・・これからもよろしくお願いします!
▼初めまして、まるこだよ~応援ありがとう~!
