精神の疾患ある人を中心に、文学の毒を飲み干す例が顕在化し、それは無気力という形となる。
たぶん、自己満足のドグマに陥って、自己肯定感などは得られない。
小説家ナボコフは「死んだほうが、人々の役に立つ」と述べている。
ある種の読者層はそれを鵜呑みにしてしまう。
私ならナボコフに「果たしてそうだろうか?」と揺るがない疑念を抱くことだろう。
「頑張らない」という態度と重なって、ナボコフの一方的な言説を捉えれば、人は無気力になってしまう。
ナボコフ…私は軽薄だと思う。
生きたほうが、人々の役に立つ。
そう強く私は思う。
詩や散文に騙されてはいけない。
人を騙す類いの詩や散文なら、そんなものはもう要らない。