私には一年365日、決して緩和することのない眩暈がある。


日本大学病院で精密検査を受けた(神経内科)。





日本大学医学部神経内科の教授の話では「厳密に、あなたは精神障害者ではない。コミュ障も全くない。あなたは本当に精神障害なのか?わたしは違うと思う。心療内科により投与された安定剤の副作用により、あなたの小脳は萎縮している。これが眩暈の主な原因。目には眼振がある。しかもひどい眼振だ。眩暈がないほうが、どうかしている。安定剤の全て、一切を直ちにやめてほしい。服薬をやめていただきたい。本当にあなたは精神障害か?どう考えたって、違うだろう?」とのことだった。


日本大学病院からの診療情報提供書を入手し、それを私は心療内科へ持参し、理由と事情を精神科医へ話して、服薬は当分しかねる、と、伝えた。投薬なしのカウンセリングのみでのご対応をお願いしたい、精神科医にそう話した。


精神科医は私を「病気だ」とも「障害がある」とも言うが、神経内科の教授は「断じてあなたは精神障害なんかじゃない」と言うから、板挟みになって私は悩み込んだ。


それ以降、いろんなことがあった。


紆余曲折を経て、今は安定剤を飲んでる。


私の眩暈は、死ぬまでずーっと緩和しない。


眩暈が苦しいから、目を閉ざす。涙が出る。


こんなんで、よくも二足歩行ができると不思議。


自転車に乗ると、一時的に眩暈を感じないで済む。だから私は10日前くらいに新たな自転車を買った。


目を閉じると、幼なかった頃の思い出が鮮明に甦る。あの頃は健康そのものだったんだけどなー。