文藝理論家ロラン・バルトの全てのテクストは、読む価値があると思います♪♪
みすず書房からそれぞれ出版されていますので、興味ある多感な人は、どうぞ。
バルトによりますと、最良の人間としてのフランス人(メタファー、暗喩です)は、街の中のキューピッドだと言います。
フランス人になるコツは、まず第一に《純真である》条件をクリアし、幾つかの小説を読んで有機的に結びつけることらしく、ドーバー海峡を渡ってロンドン(メタファー、暗喩です)に着くよりも、手頃だとのことです。
金銭欲にこだわると、たぶん、フランス人にはなれないと思います。
つまり、フランス人になることで、小説家と同じ立ち位置、足並みが揃います。
キューピッドは、街の恋人。
知識人は、頭の中だけで考える人のこと。
キューピッドは、オレンジ色の服を着た画家でもあるのでしょう。さもなければ、街の女優です。
カトレアになりたいとか、なんらかのお相手が薔薇の花であったり。無数の人々がカトレアだったりバラだったり。
キューピッドは、野に咲くバラのようなもの。
街の恋人、キューピッドを目指すのは、悪くないと思います♪♪