文藝マンガの『月に吠えらんねえ』を読んでみると、


詩人の萩原朔太郎がどうしようもないロクデナシみたいに描かれている。


このマンガには沢山の詩人や歌人が現れる。


萩原朔太郎…『猫町』がとても面白い。『月に吠える』

       について、澁澤龍彦が「月に勝手に吠え

       ていろ!」と書いている。


まぁ、萩原朔太郎、芥川龍之介と室生犀星の親友であり天才だと私は捉えるんだけど、マンガではロクデナシ。


萩原朔太郎の場合、精神の病いだけでなく、身体的な痛みもあったんじゃないかと私は推察している。身体をも痛むと、どうしてもロクデナシみたいになる。