カラーという花をご存知でしょうか。

カラーには二種類の花があって、白いカラーの花言葉が【夢見ることの美しさ】。


私は植物が好きで、よくお花屋さんに立ち寄ります。

お花が部屋にないと、なんとも殺風景に感じます。

川端康成の小説を読んでみますと「花はなかった」との文があり、あれは『雪国』の一節だったのかもしれません。

「葉子さん、葉子さんじゃないか」のセンテンスがそれに続くのだと記憶しています。


小学校を卒業するとき、記念に学校からツツジの鉢植えをいただきました。

白いツツジが咲くその鉢植えを、中学に進学してからも大切にしました。


幼少の頃から夢見がちだったせいなのでしょうか、やがて私は精神障害になりました。

現実世界になんらかの障壁を感じていたから、夢見がちな少年だったのかしれんません。

恋をしてもどこかズレてしまい、初恋は悲恋で終わりました。


心理学で夢をどのように説明しているのか分かりませんが、どうしても生まれながらに夢見がちな人っていると思うんです。

少なくとも私はそうだったから、夢についてはたぶん寛容で、人が見る夢には介入しません。

とても美しい夢がある一方で、おどろおどろしい夢もあるかと思います。


それらを満たしてくれるのが、お花。


言葉にはならない心象をお花は優しく示唆してくれます。

お花は、大切なお友達。


では、またね✨