おはようございます。ハマ旦那(32)です。
今回は、あなたのからだを健康に導く「飲み水」についてお話ししていきます。
さて、あなたは下記のうちどの水を飲みたいですか!?
・雨水
・ペットボトルの水(ミネラルウォーター)
・水道水
雨水は、、、、ちょっと遠慮しますよね。
「水道水よりペットボトルの水(ミネラルウォーター)の方が安全で美味しい」と思っている方がほとんどではないでしょうか。
ペットボトルの発祥はアメリカで、日本においては1977年にしょうゆ容器として採用されたのが始まりです。
1982年に食品衛生法が改正され、今のペットボトルの形になりました。
ペットボトルの水(ミネラルウォーター)は、食品衛生法においては水のみを原料とする清涼飲料水に規定されています(図1)。
さらにミネラルウォーター類は原水の種類と製造過程での処理方法により、
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターの4種類に分類されておりラベルに表示されています。(表1)
①ナチュラルウォーター
→ 特定の水源から採取された地下水。濾過・沈殿・加熱殺菌以外の処理をしていないもの。
②ナチュラルミネラルウォーター
→ ナチュラルウォーターのうち地中でミネラル分が溶解した地下水。濾過・沈殿・加熱殺菌以外の処理をしていないもの。
③ミネラルウォーター
→ ナチュラルミネラルウォーターと同じ地下水に濾過・沈殿・加熱処理の他、オゾン殺菌・紫外線殺菌・ミネラル分の添加・ブレンドを行ったもの。
④ボトルドウォーター
→ ①〜③以外。水道水をボトルに入れたものも可。
ペットボトルは食品衛生法という法律に基づいて安全基準が示されており、殺菌・除菌工程有りの場合は44項目、なしの場合は15項目と
なんと【水道法の51項目】よりチェック項目が少ないんです。
一部の基準値では、鉛は水道水(0.01mg/L以下)に対してミネラルウォーター(0.05ml/L以下)と5倍もの差があり、水道法より緩く設定されています。鉛は防腐剤としては有効ですが蓄積性があり、摂取量が少ないほうが良いとされる金属です。
最近では主要な11の国際ブランドの「ペットボトル飲料水の90%からプラスチック粒子が混入していた」等のニュースもあり、
「ペットボトルの水は安全」という認識も変わってくるのではないでしょうか。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10862.php
コスト面ではペットボトルの水は500ミリリットルのペットボトル2本でおよそ200円。
水道水を1リットル使ったときの水道料金はおよそ0.2円と、ペットボトルの水の方が1,000倍高いことにびっくりしますよね。
また、ペットボトル1本あたりの【原価は47円】
内訳は
①容器代 約22.5円
②水源の土地の購入資金や工場の設備費、人件費や電気代、物流費 24.5円
③水代 0円
と容器代とその他の経費で占められており、水代にお金がかかっていないんです。
また環境面ではプラスチック問題が挙げられ今、全世界で飲料水などの容器に使われているペットボトルは1分間に100万本。
日本での国内生産数は年間59億本、リサイクルされないペットボトルは9億本と、限りある石油資源やエネルギーを大量に使って生産しているにもかかわらず、多くのペットボトルが廃棄され続けています。
石油から作られるプラスチックは、微生物によって分解されにくいため環境負荷が多く、海に流れ込んだプラスチックが海洋生物の命を奪っているという報告もあります。
身近にあるペットボトルが環境問題にもなっているなんて驚きですよね。
つぎは私たちの身近にある水道水のお話です。みなさんは日本の水道の普及率をご存知ですか?
なんと全国で「98%」、漏水率(水が漏れる割合)がたったの7%
さらに水道の蛇口から直接飲んでもお腹を壊さない直飲率が「100%」と、
国連の加盟国193カ国の中でもたったの16カ国しかない素晴らしい水道が日本にはあります。
水道水は、河川やダムの水源から取水した水を浄水場へ運び、そこで水を浄化・塩素消毒してから上水道へ供給され、
水道管を通ってみなさんの家庭に届けられます。
ところが今、日本の水道は大きな問題に直面しています。
それは「水道管の老朽化」です。
日本の水道の歴史は長く、130年前の明治20年に横浜で生まれ、高度経済成長期に急激に整備が進みました。
水道管の寿命は40年と言われていますが、水道管の更新がなかなか進まず、還暦を迎えた水道管がまだまだたくさん使われています。
なぜ水道管が古くなると問題なのでしょうか。
それは古くなった水道管の内側に蓄積されているサビや砂が水道水に混ざってしまうことです。
サビだらけの水道管を通った水、、、、、、あまり飲みたいと思いませんよね。古くなった水道管が全て交換されれば問題は解決されるのでしょうがいつになるのか。
ちなみに、みなさんは自分が住んでいる管轄地域の浄水場を調べたことはありますか?
塩素の濃度も浄水場と家の距離で違い、浄水場から距離が遠くなればなるほど水道水の塩素濃度が低くなります。つまり汚れが取れていない水が家に届けられている可能性があります。
それなら「浄水場に近い家は塩素濃度が安定しているから安心」というとそうでもなく、浄水場に近いほど塩素濃度が高く臭いがよりきつくなります。
消毒の為なのだから、低いより高い方がいいんじゃないかと思う人もいると思います。
アメリカでは塩素の害の研究が進んでおり、塩素は殺菌と同時に人間の細胞を破壊し人体に悪影響を及ぼすという研究結果があります。
また、塩素濃度が高くなれば水道水中の塩素と有機物が反応してできた発がん性物質・トリハロメタンの量も増えているのが問題になっています。
日本の浄水場も対策を行なっており、最近では活性炭やオゾン処理で有機物やトリハロメタンを取り除く高度浄水処理が行われるようになってきました。
しかしこの進んだ処理ができるのは全国6,000以上ある浄水場の中でたった6%で、まだ対応していないところが多いということです。
国や地方公共団体も年々変化する環境を理解し、私たちの為にあらゆる努力をしていますが、
それだけに頼るのではなく、私たちも自分自身でできることを考え対策する必要があると思います。
後半では水道水の現状についてお話ししました。家の水道水をより良くするために、私たちができることはなんでしょうか。
そこで知ってもらいたいのが「浄水器」の存在です。また浄水器の選び方についてはお話ししますね。
本日は読んでいただき、ありがとうございました。

