最悪 | 乳がん主婦の旦那のブログ

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7年前に妻の乳癌発見。すぐに全摘手術。
その後2回転移、手術を繰り返す。
2年前肺転移発見。
化学療法やりながら温熱療法を実施したが昨年皮膚転移。
先日医師より余命宣告を受ける。
正月を迎える事を今の目標に二人で頑張ってます。

先週から急に妻の足がむくみだして金曜日に医師に電話したら何と学会で不在。
リンパ浮腫と勝手に判断して別の病院へ電話したら案の定今かかっている医師からの紹介状が無ければ診れないという返事。

もう一つの病院はHP確認すると最初から今医者にかかっている場合は受付不可との事。
仕方ないので今の病院に再度電話し月曜日の予約をとる。

本日朝予約時間より早めに到着。
看護婦に会い状況を説明するとすぐに車椅子を持ってきた。
逆にそれだけ悪いんだ、と愕然とする。

時間になり医師に診て貰うといくつかの可能性を言われる。
①リンパ浮腫によるむくみ。
②血栓が出来て全体に腫れている。
それ以外何を言われたっけ・・・

どちらにしてもCTとエコーを撮って確認しなければ判断できないからとの事。

さて、それからが大変。
七階下に降りCTの受付。
なんと実際にCTを撮ったのは受付から1時間半後。
ま、1人に時間がかかるし、待合の老化の椅子はほぼ満杯。
CTが2部屋だけだからまぁ仕方ないか。
CTが終わったらエコーまでまた1時間以上。
終わって化学療法科に戻ったら昼休みに入っていて午後は2時から・・・

おーい、てな感じ。
ま、お腹も減ってるからこっちも昼食とることに。
病院のレストランも今は綺麗になったし、妻は入った事が無いと言うのでそこで昼食。

当たり前だけど車椅子で入れるのがいい。
妻はうどん、自分は牡蠣フライ。
今年の秋初めての牡蠣だ。
病院の食事と思えない美味しさ。

食事しても1時間程時間が有るが居る所も無いから戻って待合室でノンビリ。
妻と一緒にウトウト、というよりしばし熟睡。

で、時間になり診察室へ。
結果は・・・・ やはりリンパ浮腫という診断。
CTを見ると左右の葦の比較をすると2倍くらい太いんじゃないかな・・・
それともっと恐ろしい事に胸に水が溜まりだしている。
それとお腹から下のリンパ節が腫れだしている。
本当に最悪な結果。
ただ血液検査の結果では腫瘍マーカーは下がっているそうな。
しかし妻の場合は腫瘍マーカーは出ないタイプだったから意味が無い気がする。

そんな結果を聞いてから先生も、妻も、自分もしばし何も声が出ず。
こっちとしても何を言っていいのか、また先生も言えないんだなぁと思う一時。
リンパ浮腫についてはリハビリ科の方で対応するというのでその予約をして頂く。
先生からはどちらにしても何も市内で居る訳にいかないから今の抗がん剤は継続しましょう、
という話で同意するしかない。

結局来る時が来たという辛い結論。

妻はリンパ浮腫を恐がっていたがこれが出るという事は末期もかなり悪い状態という事を
判っていたようだ。

乳がん

皮膚転移。 乳がんの中でも数パーセントという確率なのに何故。


妻は泣いたりしないのでまだちょっと気が楽かな。
でもやっぱり辛いだろう。

ここ何日か今迄食欲旺盛だったのにかなり食欲が無くなっている。
抗がん剤とか麻薬の影響かと思っていたが違うのかもしれない。
食べなくてはダメだよ、と言っていたが今日は野菜ジュースを飲んだら殆ど吐いてしまった。

本当にこれからどうなっていくんだろう。