テレビのスーパーJチャンネルを見て。
外国人、特に中国人によるウニやアワビなどの密漁が相次いでいて、海保が摘発している様子が報道されている。
いつも思うのだが、なぜ高額な罰金を含む実刑の法整備/運用を行わないのだろうか。
注意すればやめる、という性善説は外国人には通用しない。
外国人は、モラルではなく自分にとっての損得で考える。
高額な罰金を払ったり刑務所に入る事なく注意だけで済むのであれば、
彼らにとっては「注意されただけで済んだ」と認識する。
もともとモラルなどないのだから、社会的な善悪より自分の損得が優先する。
捕まっても自分にとっての損失は発生しないため、また密漁を再開する。
外国人の密漁を取り締まるためには、注意だけでなく数千万単位の罰金、かつ国外退去などの協力な「彼らにとって大きな損となる」罰則措置をとらなければ、密漁がなくなる事はない。
「捕まっても注意されるだけで済む」彼らはそう考える。
彼らの頭の中には次のような損得勘定が走る。
「捕まらなければ儲かる」
「万一捕まっても、注意されるだけで現実的な損失はない」
合理的に考えれば、捕まっても現実的な損失はないのだから、密漁しない手はない。そう考えるのだ。
「注意すれば二度としないだろう」
それは、ムラ社会の日本人組織を前提とした話。
ムラ社会では、社会に反する行為をすると「村八分」として社会的制裁を受ける。
それが大きな損失と認識するため、日本人は法的や金銭的損失がなくても自然とルールを守るようになってきた。
が、外国人に対してはそんな概念は通用しない。刑務所に入るか、高額な罰金が課されない限り、「法的に問題ない行為」だと彼らは認識する。
特に、密漁をしている中国人は、初めから悪い事と知って行為を行っている。
そんな彼らに対して、注意だけで済ませるのであれば、何の対策もしていないのと同じ事。
甘い、甘すぎる。これではいつまでたっても中国人の密猟者はなくならない。