予選を含めて苦戦を強いられた今までの試合が嘘だったかのような、完璧な試合運びで、途中でウトウトしても安心して見ていられた内容の完勝。

欲を言えば何度か決めるべき決定機を逸したのが残念ではあったが、守備もうまく機能していて、目立ったミスもなく、本当にストレスなく見る事ができた。まだ決勝ではないので「おめでとう」というのは早いが、五輪出場権を獲得。本当によくやった。

アジア大会の今までの試合の戦績を見て改めて驚いたのは、予選リーグでタイがイラクに2-0で勝っている事、ベトナムがイラクに対して1-0で負けたものの、失った1点はPKでほぼ互角の試合運びをしていた事。インドネシアは韓国に勝った後、準決勝で負けたものの、今大会で全勝してきたウズベキスタンに対してVARで覆されたが幻の先制点を挙げている。今大会の東南アジアの国々の活躍は驚きで、レベルが相当上がっている事の証だろう。