好物(14)珍魚その1~ハッカク
地方に行くと必ず地魚を握ってくれる寿司屋に寄ります。東京じゃ食べられない魚に出会うことも楽しみのひとつです。過去一番の珍味は伊東の寿司屋で出された【マンボウのキモ和え】でしょうか
行きつけの魚屋で珍しい魚が売られていたので、衝動買いしてしまいました
通称【ハッカク】という魚です。硬い八角形の鎧を身に纏ってます
北海道でしか見たことのない魚でした。まさか横浜でお目にかかれるとは
正式名称は【トクビレ】(特鰭)。オスのみ第2背ビレと尻ビレが大きく、体長50cmを超えます。【ハッカク】はオスの呼び名です。
見事な鰭(ヒレ)ですね。
顔は。。。
ドラゴンのようです
ワニともいえます
ワニかな。。
いい加減にしろ
と怒られてしまいました
札幌で刺身を食べた時は、醤油にぱっと脂が浮いて、タチウオのようだな、という印象がありましたが、もっとまったりとした甘みがあります。身の旨味というより脂が美味い。
魚屋のニイチャンに『珍しい魚仕入れてきたね
』と声をかけると、『料理屋のご主人が喜ぶので』とのこと。関内は官庁街で、関内桜通りやベイスターズ通りに居酒屋が集中してます。時々型の良いキンメやスズキ、マナガツオが一匹丸ごと売られていて、夫婦2人じゃ食べきれないから明日舟皿に刺身になってから買おうと思って翌日行ってみると、お目当ての刺身がなかったりするのはそういうわけか