10年前にタイムスリップ
私の母校では卒業式にタイムカプセルをみんなで埋めるんです。
10年経って掘り起こそうと…
私はうわばきを埋めたつもりで悪臭とかしてみんなに迷惑かかってたらどうしよう…とか後悔していたんですが(笑)
うわばきではなく、六年間大切に使っていた体操袋をタイムカプセルに入れていました（笑）
きっと当時先生に大反対されたんやろなあ（笑）
うちの母校は毎年、六年生が一年生に手作りの体操袋をプレゼントしていて、それがすっごくうれしくて大切に六年間使いました。お兄ちゃんに作ってもろたってゆうのが一人っこやから余計にうれしくて。
だから私も六年生の時、かわいい一年生に一生懸命体操袋を作りました。
こういう伝統、素敵ですよね。
あとは…カセットテープと写真と手紙と習字が出てきました。
カセットテープはまだ聞いていません…だってなんか恥ずかしくて。
何吹き込んだんやろ…
手紙は12歳の私が今の私への手紙で、
『10年後は京大か慶応大学の文系に進んでいるはずでしょう。』
とゆうあまりに無謀な一文が…（笑）
なんとまあ可愛げのない子供やったんや（泣）
京大うんぬんかんの前に、日本地図読めへん大人になりましたよ（笑）
ちなみに当時の夢は
『日能研の国語の先生になっているはずです』
らしいです…あ、ちなみに日能研とは、通っていた進学塾です。
どんだけ細かいねん！
どんだけかしこくなりたいねん！
国語の先生うんぬんかんの前に、正しい日本語勉強せなあかん様な大人になりましたよ（笑）
まさか芸能界に入っているとは当時思いもしなかっただろうなあ…
手紙の最後には
『これからもお父さんとお母さんを大切にしなきゃだめだよ』
とありました。
何か、心があったかくなりました(T^T)
16歳で親元を離れるなんて思いもしなかっただろうな…
今まで両親に寂しい思いをさせてきちゃったし、両親との時間を大切にしなきゃ。
12歳の私が警鐘を鳴らしてくれた気がします。
たった一文にものすごいメッセージ性がこめられていた。
手紙ってすごいね。
月日ってすごいね。
宝物です。