レトロな喫茶店で
過去の出来事を思い出す。
懐かしく美しい思い出は
いつ記憶を蘇らせても心地よい。
だけど大きく信頼を失ってしまった
そんな相手は記憶にあっても
もう気持ち戻らない。
赦せないとかではなくて
心を向けることが難しい。
人は完璧ではない。
失敗も必ずある。
それでも誠実であることはできる。
人は失ってしまったものの
大きさや大切さに気づくまで
自分の愚かさに気づかない。
友情も愛情も同情も熱情も
すべて人が持つ感情。
理屈も計算もマニュアルも通じない。
そんなことが人生の中で繰り返され
失くしてはいけない大事なことに
気づかされていく。
自分の過去、現在と向き合うことは
後悔を大きくすることじゃなく
未来の人生に生かすこと。