韓国エンタメの力技 | Still Love You Guys

Still Love You Guys

Bless BTS and Jimin


ご無沙汰しております。
ご無沙汰すぎて情報をまとめきれません。




SONGSがもう遥か昔のことのように感じる。
ちゃんと録画したしちゃんと観ました。
またじっくり見なおしたい…

とりあえず、
BTS、8月英語シングルリリース!
BLACKPINKも8月先行シングル第2弾リリース!
っていうニュースは把握してます!
この2組が同時期に新曲出すってヤバない?
前もMVの公開日被ってたよね。仲良しか笑
嬉しいけどせめて2週くらいずらしてほしいな。


こんなのも始まるそうで。
これはボンボヤとかサマパケとまた違うの?何もわかってない私。
そしてすしざんまいしがちなジミン社長。



ついにテレパシーができるようになったクオズ。
一生見つめあっててください。



可愛い😍
もぐらたたきみたい笑



BTSとディズニーのコラボ、しかもズートピアは卑怯すぎ!
ディズニー使って無料で観れるとか信じられない。お金かかりそうなのに。
RUN BTSはFILAがスポンサーについたおかげで資金潤沢なのか。
ディズニー大好きなのに、いつものことながらまだ観れていません!
いつも順番に観てるけど今回ばかりはディズニーアフレコ回気になりすぎてジャンプしてしまうかも…


さて驚くほど情報を追えていないこの空白期間、何をしていたかと言いますと。
実はわたくし昔は韓国ドラマが大好きで、毎日観てたし次から次へと漁っていた時代がありました。もう10年くらい前だと思います。ひとつハマれるものに出会ってしまうとそのジャンル自体からしばらく抜けられなくなるあるあるでした。
でも漁れば漁るほどだんだん展開やキャラ設定が似てるものが多くなってきて、新鮮味が薄れてなんかもういいやってなってしまったという。
今も根気強く観てるのは母親だけで、いつもリビングのテレビで観てるので正直なところうんざりすることもありました。
私の中の韓国ドラマブームが過ぎ去った後、珍しく気が向いて当時流行った「トッケビ」にトライしたことがありますが、ストーリー進展の遅さに途中で挫折。
というわけでK-POPは大好きだけど韓国ドラマに関してはとっくに卒業したと思っていたんですけど、なぜか最近また観始めてしまったんです。
しかも母親と一緒にとかじゃなく、むかーし観たやつをもう一度観返すっていう。
事の始まりは前の記事でも言及した韓国映画「ただ君だけ」の日本版リメイクの主題歌にBTSが決定した件。そして韓国版の主演のソ・ジソプ氏が好きな俳優さんだとお話しした件。
好きだとは言ったものの、韓国ドラマにハマっていた時代なのでいつの話だよって感じだったんですけど、なんか無性に彼の演技をまたじっくり観たくなってしまったんです。
というわけでジソプ氏主演のドラマを、過去に観たことあるやつは彼の出演シーン以外ガンガン飛ばしながら観直してました笑
やっぱり今見てもジソプ氏の演技は圧巻でした。言葉にせずとも目で怒りや悲しみを表現できるのすごいなぁ。
日本の俳優さんに例えると、雰囲気はオダギリジョーさんと小栗旬さんを足して2で割ったような感じで演技力は山田孝之さんクラスだと思います。
ジソプ氏の演技だけ観れたらそれで良かったんですが、あーこのシーン/この脇役さん好きだったわーとかいう懐かしさがなんともいい感じ。夢中で観てたあの頃を思い出しました。

さて私がノスタルジーに浸っていた話は置いといて、韓国ドラマってなんだかんだ根強い人気があるコンテンツですよね。
NetflixもTOP10に必ず韓国ドラマが入ってますし、特に「愛の不時着」(未視聴)と「梨泰院クラス」(未視聴)はブームを起こすほどの作品。
K-POPも好きで韓国ドラマも好きって方けっこういらっしゃると思います。
私が大昔、韓国ドラマにハマったきっかけになった作品は何を隠そう愛の不時着に出演されているヒョンビン氏の出世作「私の名前はキム・サムスン」でした。未だに私の中で韓国ドラマ枠ではTOP3に入るほどの作品です。もう長いこと観てないですけど。ヒョンビン氏ほんとにいい俳優さんだし、顔も好みです笑
てかヒョンビン氏好きなら愛の不時着観ろよって話ですけど、長いこと韓流ドラマと距離を置きすぎて今更乗れないと思ってたんです…でも今はちょっと観る気が湧いてきてます。ジソプブームが落ち着いてからになると思いますけど。

K-POPと同様、日本でも定期的にブームを起こす韓国ドラマですが、その魅力って何でしょう。K-POPの魅力と共通点はあるのでしょうか。
私も10年くらい前に韓国ドラマにどハマりしてた頃はもう日本のドラマは観れないかもとすら思ってた時期がありました。
韓国ドラマも当たり外れが激しいのを知っているので、今は日本より断然クオリティが高いとは思いません。
それでも韓国ドラマというのは多くの人が熱狂する話題作を定期的に生み出すコンテンツです。
個人的に感じる韓国ドラマの特徴や長所をまず挙げてみようと思います。


①現実離れした設定の数々

何かの裏組織や権力者の陰謀によって主人公が逃亡生活を余儀なくされるとか、悪人から執拗に狙われるとか、大切な人が無惨に殺されるいう設定がすごく多い気がします。死ななくても誘拐されちゃったりボコボコにされたりしますね。時代劇ならともかく現代劇でもけっこうそういう展開多いんです。
あとは主人公の生い立ちがだいたいワケありで、実の子じゃないだとか、両親は生まれてすぐに亡くなりましたとか、兄弟姉妹血が繋がってないとかいう設定が当たり前のように出て来ます。
そしてだいたいその設定がヒーロー/ヒロインとの恋路に影響を及ぼすか、何らかの因果に繋がります。
記憶喪失や大病の設定も大好きで、特に心臓が弱い登場人物がその手のドラマには8割くらいの確率で出て来ます。
口封じや心の傷要因で交通事故に遭うイベントも必ずと言っていいほど起こります。
とりあえず主人公は死ぬほど辛い目に遭うことが多く、メインキャラには暗い過去が必ず付与されるイメージです。
それ故に復讐劇が始まるのもあるあるですね。
シリアスなドラマを前提に書いてますが、コメディ色強いドラマでも主人公が何かのトラウマ抱えていたり、家族と確執あったり、病気持ちだったりする笑えない設定にされていることが少なくありません。


②人間関係が全てにおいて激しい

現代劇・時代劇問わず韓国ドラマでは親や兄弟姉妹との確執を描くのが大好きみたいです。家族絡みでの裏切り・嘘・対立・復讐などのオンパレードです。だいたいドロドロしていてすったもんだの波乱が起きます。
展開としては欲深くて血も涙もない悪役にひたすら虐げられてきた主人公が最後に逆転勝利するパターンが王道ですね。
兄弟や何かしら因縁のある相手とヒロインを取り合う展開、主人公が悪役からヒロインを守るために頑張る・犠牲になるベタな展開が高確率で用意されています
日本だとだいたい主人公の親兄弟はお笑い・ほっこり枠として出てくることが多いし、家族関係もそんなに掘り下げられません。しかし韓国は必ずと言っていいほど主人公やその相手の家族に何かしら深い事情があり、だいたいそれがストーリーの肝となります。
主人公が逆転までに受ける仕打ちや、悪役との憎しみ合いが非常に激しく、そこまでしなきゃいけないのかと思ってしまうこともしばしば。
でもこの激しさが韓国ドラマの魅力でもあり、主人公やヒロインはこの先いったいどうなってしまうの?と気になってついつい観進めてしまいます。


③役者さんの演技力が全体的に高い

日本のドラマに比べると全体的に突飛な設定と、非日常な展開と、ドロドロした人間模様が描かれることの多い韓国ドラマ。
ですが、突っ込みどころ多くて無理のある展開が気になっても虜になってしまう完成度の高い作品が韓国ドラマには多いと思います。
脚本の良さももちろんありますが、私は役者さんの力量が大きいと思います。
韓国ドラマは例えるなら日本ではネタになりがちな昼ドラを、お金をかけてスケール大きくして、それを一流の役者さんたちがハイレベルな演技でやってる感じがあるなと思います。
特に韓国の俳優さん、女優さん観ててすごいと思うのは涙の演技ですね。
上記の通り展開が激しめの韓国ドラマは登場人物の感情が大きく揺さぶられる場面が多く、涙を流すシーンは絶対に欠かせません。
そのせいか皆さん泣きの演技はプロですね。「頑張って泣く演技やってます!」って感じじゃなく、淡々とセリフ喋りながらボロボロ涙流すシーンもやってのけるのですげえなって思います。
同じく怒りの演技もすごいです。迫力もあるし、中途半端さがなく、腹から声が出てる感じ笑
要は韓国の役者さんたちは激しい感情を表現するのが上手く、しかもそれがわざとらしくないんですよね。
演技下手だと容赦なく叩かれる国ですから、役や演技にストイックな役者さんが多いのかもしれません。
日本だとろくに演技経験のないアイドルやタレントがわりと簡単に主演つとめられるけど、韓国だとなかなか難しいし、あってもコケる確率が高いイメージです。
日本人の感覚だと白けてしまう、あるいはネタドラマになってしまいそうな設定にしっかりとした脚本や演技で骨と肉をつけられるのが韓国ドラマクオリティ。
日本で韓国ドラマや映画のリメイクはよくあるけど、オリジナルを超えられない理由がわかるような気がします。日本のは勢いが足りないというか、ちょっと生ぬるい感じなんですよね。


④韓国ドラマの男性像

韓流好きにはやっぱり今でも女性が圧倒的に多いと思うんですけど、恋愛ドラマでヒーローのアプローチや愛情表現にきゅんきゅんする方は多いと思います。
現実に考えるとかなり小っ恥ずかしいセリフや行動をさらりと、堂々と、大真面目に演じます。
韓国ドラマのヒーローは基本的にヒロインを溺愛するのがデフォルトですよね。好きな人に惜しげもなく愛情を注ぐ、表に出すのが良しとされているみたいです。
ツンデレキャラもヒロインへの好意が面白いくらいバレバレですし。ヒーローがツンデレで面倒くさい性格だとライバル役はだいたい優しくて温厚なキャラなのめっちゃあるあるですよね。
日本ドラマで下手に同じことしようとすると「くっさ!ナルシかよ」ってなるのに、韓国ドラマだとあんまり違和感ないどころか「素敵!こんなふうに愛されたいわ♡」とさえ思えてしまうのはなぜなんでしょうね。
韓国の俳優さんがただただ素敵っていうのもあるんでしょう。でも、一種のファンタジーとして観てしまうからじゃないかなと個人的には思います。ドラマだけどどこか二次元のような。2.5次元の世界に近いのかな?
これが日本のドラマなら変に現実味を感じてしまうので、いくらイケメンで素敵な俳優さんでも気恥ずかしくなっちゃうような気がします。


その他、韓国ドラマあるあるをまとめてみました。

全体編
・予告に出てたはずのシーンが次の回ではなく2〜3話先で出てくる
・絶対にメインキャラに金持ちが出てくる
・ご飯食べた?が挨拶と同じくらいの頻度で使われる
・「話がある」という話のために話しかけて来る
・すげえ大事な話をお洒落なカフェでする
・脇役同士の要らないやりとりが毎回挟まれる


恋愛ドラマ編
・絶対に三角関係か四角関係
・御曹司が出てくる(性格は漏れなく面倒くさい)
・両想いになった2人のどちらかがなぜか最終回目前で海外に発つ
・傷ついたヒロインを探しに連絡も取らずダッシュし、ライバルに慰められているところに出くわす
・ヒロインのピンチに駆けつけるため危険運転しまくる
・登場人物みんな恋の駆け引きに必死でまともに仕事してない
・ヒロインが酒乱
・酔ったヒロインがなんだかんだそのままヒーローの家で一夜を明かす
・傷つけたくないからって理由で相手を避ける展開
・気絶イベントと看病イベントが必ず起こる
・点滴をぶち抜いて何も言わずに病院を去る


時代劇編
・王様があり得ない頻度と無防備さでお忍びする
・変装してる偉い人が身分の低い主人公と仲良くなる
・呪いにまつわる設定が好き
・主人公にやたらイケメンな用心棒がついてる
・罪人の拷問シーンがある
・悪い宦官たちが酒を酌み交わしながら高笑い

また思いついたらしれっと追記するかもしれません。


K-POPと韓国ドラマで似ているところというとやっぱり作風の激しさでしょうか。
K-POPは衣装も曲調も日本より派手ですし、ダークで力強さのある世界観を好む傾向にありますからね。
実力が重視され、ダンスも歌もラップも高水準を求められるところとか、パフォーマーというくくりではアイドルも役者さんも一緒だなぁと思います。

あとドラマ観ていると透けてくる韓国人の家族意識が興味深いです。
お母さん大好き会いたい!お父さんお兄さん尊敬!
など家族への愛を、日本人はたとえ思っていてもなかなか口に出さないことを韓国の人は積極的に発言します。日本だとマザコン発言はカッコ悪いって風潮もありますしね。
ドラマの中だけでなくK-POPアイドルの普段の言動にも全体的にそういうところがあるなと感じます。
お父さんみたいな人になりたいって言ったり、お母さんと電話して甘い声でサランへー♡って言ったり。
メンバーを家族同様に思う文化が根付いているのもそういう意識からかもしれませんね。


それではこの辺で。

Twitterたくさんお借りしました