ヲタクパワーは海を越えて | Still Love You Guys

Still Love You Guys

Bless BTS and Jimin


ダイナマイトのティーザーやらオンラインライブの告知、I-LAND出演、BTS in the Soopカミングスーンなどいろいろ来てますね!
今回のライブはMOTS収録曲のステージが観れるということで、絶対見逃せません〜。
今出先ですし到底満足にまとめきれないのですが、一部だけ!



モニたんの髪!



あの時よりはカッパ味が薄れて馴染んでる気がする!カッコいい!



パステルモニたん♡


Twitterのトレンドを荒らした危険なホビたん。
ホビたんが悪ぶるたびにアミ界に激震が走るのですね。
品のある柄の悪さが堪りません!







テテの髪色ヤバいっすよね。
もともと二次元みたいな顔なのにさらに二次元に近づいてしまった…リアル王子様じゃー!
ラプンツェルのフリン・ライダー好きなので似てて嬉しいw王子様ではないけど…(ネタバレ:最後にはプリンセスであるラプンツェルと結婚するので王子様になります。逆玉の輿です)
個人的にはちょっと今日から俺は!みを感じますwwこんなにイケメンなヤンキーがいるかはわからないがw





同じポーズにハマるジミン氏。
ジミンちゃんお人形じゃないかってくらいお綺麗です…

さて本編は、K-POPのグローバルな人気について考察してみたものです。
K-POPグループが新曲やアルバムをリリースしたときに付いてくる結果や反響として重要な音源、音盤、SNSの3つの成績の視点から語ってみることにします。


★音源
日本にはないMelon、Genie、Bugsなど韓国国内の主要音楽配信サイトでの成績です。
特にMelonは利用者が多いので、人気ガールズグループといえども1位を獲るのは容易ではなく、20位以内を1ヶ月近くキープできればかなり優秀な方だと思います。ナムジャグループだと1ヶ月間100位以内キープできたら上々ですね。

音源成績の重要さはアイドルファンなら多くの方がご存知の通り、音楽番組での1位が懸かっているからです。M COWNTDOWN、Music Bank、音楽中心、人気歌謡などK-POPアイドルのカムバ活動には欠かせないお馴染みの番組ですが、どの番組も音源の成績が1位の決定に大きく影響します。
頑張ってカムバを準備してくれた、いいステージを見せてくれた推しに栄光を与えたい!と思うのはファンなら当然なわけで。
しかし時期によっては毎週のように人気グループがカムバする韓国。たとえ1週だけの、1度きりの1位でも価値はあるもの。
特にまだ1位を獲ったことがない新人グループを推しているファンは、推しが感動し喜ぶ姿を見たいと思いますよね。
BTSも当時、INUでの初1位にどれだけの価値があったかわかりません。花様年華のコンセプトを考えた人は天才よね。

音源でいい成績を取るためには、韓国内で幅広い世代からの支持と知名度が必要です。
その知名度には事務所の力や大きさ、ブランドも深く関わってきます。
そして、どちらかといえばファンの多さよりも曲自体がヒットするかどうかが重要です。
人気グループでも曲がヒットしないとみるみるランキングから消えてしまうことがよくあるし、逆に言えば知名度低かったグループの曲が爆発的にヒットすることもあります。
かつてCrayon PopというガールズグループのBar Bar BarがMelon年間総合22位に入るくらい流行りましたが、彼女たち自身の人気よりも曲の中毒性が凄まじくてヒットしたものと思われます。



ある程度大きいファンダムの力があれば、団結し一斉にストリーミングを回してある程度ランキングに食い込ませることは可能です。
しかし韓国の音楽配信サイトである以上、ほぼ国内のファンの頑張りに頼る状態です。
日本始め海外から登録できるサイトもあるようですが、課金が必要だし登録手順もやや面倒であまり主流ではないですね。
音楽番組の採点要素には入らないけど、海外勢は素直にiTunes1位をプレゼントした方が良いような気がします。
ただファンダムの力だけで押し切るには限界があり、結局は一時的なものにしかなりません。
やはり曲が一般リスナーに受け入れられ、浸透してこそ音源成績というのは輝き安定するものです。
IUや赤頬思春期などが歌うふわふわ優しい曲が韓国では流行るイメージですね。
あとはEDMも根強い人気ですし、緩めのフックソングも流行るイメージ。
最近ではOH MY GIRLのDolphinがタイトル曲のNonstopを凌ぐロングヒットを見せています。私はNonstop派なんですが、Dolphinの「ダッダッダッダ♪ ダッダダッダダダー♪」のフレーズはたしかに病みつきになるのわかる。



ファサやんのソロ曲Mariaもすごくヒットしていますね。前のソロよりダークです。セクシーさと強さを両立させているところがファサやんらしい。
てかファサやんのソロ2回続けてホームラン打ってて笑う。Mariaは同じく女性ソロ強豪のソンミさんと同日リリースだったのに。



一昔前はBIGBANG始めパリピソングが流行っていたような気がしますが、あまりにもゴリゴリな感じは今はやや時代遅れなのかもしれません。BLACKPINKはさすがですけれども。
でも先輩2NE1の楽曲に比べると聴きやすくなっていると思います。作曲のTEDDY氏、キャリア長いのに今もなお大ヒット曲を生むセンスがえぐい。ちゃんとBLACKPINKに合う曲をプロデュースをしてくれるのがさらにえぐい。8月の新曲楽しみだなー。


★音盤
ここでやっとタイトルに沿った話になるのですが、ヲタクの真価が発揮されるのはここですね。
ヲタクというのは非常に購買意欲と収集意識が高い生き物で、もはや推しのために日々働いてる、頑張ってるといっても過言ではありません。
音源で収録曲全て購入するのは容易いし、音盤より安価なのかもしれないですが、ヲタクは形に残るアルバムを手元に置いておく方が満足感に浸れる生態をしています。ブックレットとかトレカも付いてるしね。
アルバムやその他DVDなどを購入することはヲタクにとって推しへの応援と自分へのご褒美、両方の意味を持ちます。
さらに推しに会える権利が付いていれば、決して1枚だけで満足することはありません。◯KBではありませんが、積みます。

音盤のいいところは、海外勢もネットで比較的簡単に買えることです。韓国のHanteo・Gaonチャートに反映されると明記されているところで買えば、推しの活動に貢献することもできます。
私は海外のK-POPファンのほとんどはヲタクだと思っています。つまり濃いファンの集まりということです。K-POPが世界的に人気になっているという話をよく聞きますが、海外の一般リスナーの間で流行っているというよりも、世界中で濃いファンをたくさん増やしているというのが正解かもしれません。もちろん日本も例外ではありません。
なので熱心なオタが多い海外ファンと音盤の相性はとても良いです。音盤成績が海外人気の指標になると言われるのはそういう背景かなと私は考えています。

おかげさまでK-POP全体の音盤売り上げ枚数は年々伸びていってる気がします。昔はガールズグループだと15万売り上げるだけですごいと言われる時代だったのに今や珍しくないですからね。人気グループだと40万枚くらい行きますし。
最近では先行予約で既に何万枚突破!というニュースをよく目にしますが、収録曲の全貌がわかる前から購入を決めるって非ヲタからすれば信じられないことなのかもしれません。でもヲタクにしてみれば推しへの信頼と愛の表れですよね。「推しならきっといいアルバムを出してくれるだろう」「推しが出してくれるものならなんだって受け入れる!」っていう。実際どんなのが出ようが、結局何をもっていいアルバムと思うかは人それぞれなので、買った本人が幸せならそれでいいんです。
最近はサイン会がオンラインになって海外ファンには嬉しいですよね。

正直なところ、音源よりも音盤が売れる方が収益は大きいです。音源がいまいちヒットしなくても、音盤の売り上げが安定しているだけでけっこうな収入を得ているアイドルはたくさんいるはずです。でも曲が流行って愛されるのはファンにとってもアーティストにとっても嬉しいものですし、音源成績が良いに越したことはないです。


★YouTube
K-POPアイドルの公式チャンネルにはいろんな種類の動画がありますが、最も話題になるのはMVのView数ですね。
YouTube自体がグローバルなものなので、これも音盤と同じく海外人気の指標になると言われています。
YouTubeのView数は音盤枚数と同じく、昔よりぐんと数字が伸びたコンテンツでもあります。
昔は億再生行くMVとかほんの一握りの曲と一握りのアーティストだったのに、今や普通ですからね。YouTube全体がYoutuberが出てきた辺りからすごく活気出ましたしね。

音盤と違うところは、誰にでも間口が広いところですかね。何せ無料ですし、ネット環境さえあれば5歳児から90歳まで、世界のどこにいても観れます。
なので濃いファンじゃなくても「ちょっと観てみようかな」って感覚でK-POPの世界に足を踏み入れることができます。K-POP沼への足がかりとしてはこれ以上ないくらいありがたいものですね。

MVが公開されるとファンダムの力で再生回数を上げるためにたくさん回す運動がありますが、音源と同様一時的なものにしかならないと思います。
やはり同じアーティストのMVでも再生回数高いのは国内外でヒットした人気曲、話題曲です。
どこでも誰でも観れますから、濃いファンが楽しめる、応援できるものでももちろんありますが、再生回数の多さは国内外でのアーティストと曲への注目度の高さを表しているといっていいかもしれません。

K-POPはMVにも気合が入ってるものが多く、海外ロケや豪華なセット、CGなど視覚的に楽しめる演出を駆使しますね。アイドルが着る衣装もブランド物で普通に50万とか100万とかかかるものがあったり。
最初K-POPにハマった時、日本の感覚だとMVをフルで無料で観れるなんて良心的すぎない?と思った記憶があります。しかもダンスとかビジュアルもバッチリ決まってて見応えあるもの多いし。

男女によって、事務所によって、グループによってどれが一番秀でているかは違います。
男女でいうと、ガールズは比較的ライトなファンに支持されやすい、ボーイズには比較的ディープなファンに支持されやすいということで音源と音盤の強さに差が出ます。
ボーイズグループが音源で苦戦するのはけっこう普通なのですが、音盤との激しい差が目立つグループがそこそこいます。音源は振るわなくてなんなら100位以内にも入れないのに、音盤は週間月間1位で何十枚と売り上げているとか。
前の記事でも言及しましたが、最近カムバした私のお気に入りグループATEEZも実はそんなグループのひとつ。あとはGOT7とかMonsta Xもそうですね。
女子だとEVERGLOWがMVの再生回数はやたらと強いのに国内では音源も音盤もそんなに光ってないイメージです。音盤はガールズグループなので仕方ないところはあるんですけども…
この現象の理由は、K-POPが世界的に盛り上がっていくにつれてもはや国内ファンだけに支えられるものではなくなってきたということじゃないですかね。国内での一般的な知名度はまだまだだけど、海外のK-POPヲタクには目をかけられているという。
ヲタクというのは好きなジャンルに詳しく情報通ですし、自分たちの感性に合うグループを発掘するのが上手ですからね。
Melonなどの音源成績は海外からは貢献しづらいけど、グローバルな熱いヲタクが目をかけたグループの音盤を買ったりMVを回してくれるわけです。

でもやはりいくら海外でウケようと儲かろうと、K-POPアイドルたちの帰る場所は韓国だし、韓国発のグループなら一番にはなれなくても国内人気は欲しいところですね。
グループ活動が終わりを迎えたら海外でピン活動とか外国人メンバーでもない限りなかなか難しいと思いますし。
欲を言えば音源、音盤、YouTubeどれも強いのが一番理想だし、トップグループの証だと思います。
現状、どこを取っても死角がないグループは
BTS
BLACKPINK
TWICE
などですかね。
SEVENTEENも上の3組ほどではないですがわりとバランスが良いと思います。

まとめると、海外でK-POPが愛されるのはすごく喜ばしい、国内ではまだまだ評価が追いついてないグループにも注目してもらって力になってくれるのは何より。でも、国内で人気があるのに越したことはないってところですね。
そしてK-POPの年々上昇する音盤の販売枚数や動画の再生数、BTSのワールドツアーの公演規模などを見るに、海外の熱いファンの働きぶりは素晴らしいと言いたい。
というわけで終わります。

Twitterたくさんお借りしました