蝶よ花よ | Still Love You Guys

Still Love You Guys

Bless BTS and Jimin



おもちいぃぃ!!
表情は凛々しいのにどうしてこうなった(歓喜)

多数の犠牲者を出した大阪のビル放火事件、職場からそこまで遠くない場所なのでびっくりしました。頑張れば歩いて行けるくらいんじゃないかってくらいの距離です。
うちの職場もいわゆる雑居ビルで飲食店も入ってるので、火事で死ぬときは死ぬのかななんて思ったり。助からないときはどう頑張っても助からないので、1日1日を大事に生きたいものですね。
今回犠牲になった方々に関しては言葉も出ません。犯人は社会生活が上手くいかなくて巻き添えにしてやろうとでも思ったのでしょうか。無敵の人の破滅的行動で何の罪もない人たちが巻き込まれると本当に心が痛いですし、無敵の人を生み出す環境についても考えさせられます。いつかこういう事件に巻き込まれること、普通に起こり得ると思います。亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

BTSは今年のMAMAには出演せずに終わってしまいましたが、どのみち帰国してすぐMAMA出演はハードすぎるのでちょうどよかったのかもしれません。
それにしても出演せずに今年も大賞を全て掻っ攫ってしまうとは驚きです。
BTS推しの私ですが、出演しない今年くらいは他のグループに分散させてあげても良かったのではと思ってしまいました。
BTS抜きに考えるなら、「今年の歌」賞はaespaのNext Level、「今年のアルバム」賞はSEVENTEENかNCTですかね。今年の歌手賞はBTSが相応しいと思います。
BTSが全大賞獲ってもなんの違和感もないところがさすがですが、当のBTSはもちろんArmyの愛に感動はしてるだろうけど、ぶっちゃけ大賞オールキルにもうそこまでのこだわりはなさそう…彼らはArmyに囲まれて公演ができることが何より嬉しいと思うので。
グラミー賞ノミネートやロサンゼルス公演の成功などアメリカでの活動が目立ちますが、本国のファンも変わらず大事にしてほしいですね。余計なお世話か。3月のソウルコン、無事オフラインで開催されるといいけど…
私はここ数年はどんな賞をもらえるかよりも特別ステージを楽しみにしています。

ところで、NCTの新曲がとってもかっこいいです!


What you got♪を繰り返すキリングパートがたまらんです。相変わらずイケメンパラダイスで眼福すぎるー!
珍しくタイトル曲ポジションの曲にテヨンがいないですね。いつもテヨンとマークがセットのイメージがあるのですが。あと、何気にドヨンくんがいつも居る気がします笑
個人的にショータロくんのダンスにめちゃめちゃ惹き込まれました!難しい振付を難しいと感じさせない踊りができる子だと思います。
地震騒動で荒れているようですが、活動頑張ってほしいです。

本編にゆきます。
第三世代のSEVENTEENやNCTはそれこそ大賞を獲ってもおかしくないくらい安定した結果を出していますが、第四世代のナムジャグループはまだ頭一つ抜けてる存在がいないように思います。いちおうStray KidsとTXTが第四世代の代表ということになるのかな?
一方、第四世代のヨジャグループはITZY、aespa、STAYC、IVEなどデビューして早々ヒットを飛ばすグループが次々と出てきています。こう見ると、やはりヨジャの方が圧倒的に曲がヒットしやすいことがわかります。
ヨジャグルの方が比較的すぐ芽が出て出世コースに乗りやすいのは、「K-POPアイドルの成績について」という記事でも似たようなことを書きましたが、何より万人受けするからです。
ヨジャグルの曲は傾向的に聴きやすいですし、振付やフレーズなどもキャッチーなものが多いので流行りやすいです。
そして曲が良いことは前提として、若い女の子が歌うからこそ魅力的に映るところが間違いなくあると思います。ひたむきで可愛い・綺麗な女の子が嫌いな人は少ないですからね。若くて可愛いだけでも応援してあげたいと感じるものです。

しかし、男女関係なく大衆人気というものはとても不安定です。
最初は支持してくれていても、活動年数が経つにつれて路線変更が受け入れられずに離れていったり、路線変更しなかったらしなかったで飽きてあっさりと新しいグループに目移りしたり。
そして大衆は濃いファンほど推しに理解と熱意がなく、アイドルグループまたは個人に漠然とした好感とイメージを持っている人が多いです。
物議を醸す発言だとか、態度が良くないだとか、ダンスが手抜きだとか、事実であろうがなかろうがそんな噂を聞くだけで「えっ、そういう子たちだったんだ」とすぐに評価を変えてしまいます。
このように極めて熱しやすく冷めやすいのが大衆の本質ですが、ヨジャドルの人気を大きく支えるのはまさにその熱しやすく冷めやすい大衆なのです。
その年を代表するほどのヒット曲を出したMOMOLANDもメンバーの脱退ややらせ暴露ですぐに人気が下がってしまいましたし、ヨジャドルはヒットが出やすくてもその後何年もトップクラスに君臨するのは難しいことがわかります。
ヨジャグルの天下は今のところWonder Girls→少女時代→TWICE→BLACKPINKと来ていますが、だいたい2〜4年ほどの周期で移り変わっているように思います。
少女時代はかなり息が長く異端のグループでした。でも、全盛期自体は3年か4年ほどなのかなと思います。それでも全盛期の凄まじさと、当時のヨジャグルとしてはダンチの音盤成績、そして何より存在感と影響力が絶大でした。まさに伝説のグループですよね!
BLACKPINKは天下を獲っているといっても他のグループとは毛色が違う感じなんですよね。なにしろ活動量が少な過ぎてですね…
日本でいうと安室ちゃんが4人いるみたいなイメージじゃないでしょうか。アーティストとして高く評価され、カリスマと呼ばれ、無駄な露出がなくどこか非現実的な存在と言いますか。
BLACKPINKは高級感で売りたいというYGの意向なのかモデルやファッションイベントなどの仕事が多く、最近はハリウッドセレブみたいな生活を送っているみたいですし、もはやアイドルとは言えない気がします。先輩の2NE1もアイドル的な人気とは一線を軌した感じでしたし、これからも別格扱いのままaespaやIVEの時代になっていく気がしますね。

一方のナムジャドルはというと、人気グループのファンダムはどこも強く大きく安定していますし、全盛期を過ぎても揺るがないファンが多くはなくとも一定数残ります。致命的なスキャンダルなくまじめにやっている限りは、ナムジャドル最大の障壁である兵役を終えた後も待ってくれるファンがいるわけです。第一線で活躍することはなくても、音盤を買い続けたりファンミに参加してくれるファンがいれば活動を続けられます。
しかし大衆人気が高いヨジャドルはピークを過ぎた後に残る熱心なファンがナムジャドルに比べて少ないため、無理してアイドル活動を続けても収益を上げられないという事情があります。

そして活動年数を重ねると、男女関係なく実力に対する目が厳しくなってきます。
ダンスはベテランになっていくにつれて落ち着いた振付になっていくのが一般的だと思うので、新人でないからといって厳しい目を向けられることは少ないと思います。
しかし歌唱力に関してはちょっと違います。新人でティーンなら多少歌唱力が拙くても「まだ成長中なんだな」と思ってもらえるかもしれませんが、活動5、6年目になってくるとさすがに「まだ成長中なんだな」では通用しなくなってしまいます。
しかし売れっ子はスケジュールが過酷で実力を向上させる時間が取れないというジレンマ。
とはいえ実力の高さなどで若さ以外の魅力を持たないと、人気を何年も持続することは難しいのかもしれません。
ソロ歌手として活躍したくとも、グループの顔としてセンターで目立っていたり、歌唱力に相当定評がある(容姿が良ければ尚よし)メンバー以外は厳しいというのが現実です。
元からアイドル離れした歌唱力に定評があった少女時代のテヨンは女性ソロ歌手の代表格として君臨していて、未だに歌手業で結果を出しています。
トップクラスのグループでトップクラスの人気、かつトップクラスの歌唱力でやっと生き残れるって感じなので、実力さえあればいいというわけじゃないのがまた複雑ですね。



ヨジャグルは大衆の移り気や実力の評価関係なく、本人たちにとっても長く続けるのはけっこうキツイのかなと察するところがあります。
まずやはり男性より体力的に劣る分、ずっと歌とダンスを続けるのはキツいと思います。
そしてヨジャの方がどうしても容姿に注目されやすいので、きちんとした自己管理を長く続けるのがすごく大変です。ただでさえ職業上不規則な生活になりがちだというのに。
お肌や髪のケアはもちろんですが、一番のネックは体型管理なのかなと思います。
K-POPヨジャドルのステージ衣装はほとんど身体のラインがくっきり出るものばかりです。そしてお腹や太もも、二の腕を出すデザインのものが多いです。


若くてピチピチの新しいグループが次々と出てくる中、落ちていく体力や人気を体感しながらモチベーションを保つのはなかなか厳しいものがありそうです。
男子は年齢と共にエネルギッシュさや爽やかさは失われるかもしれませんが、代わりに渋さや色気、落ち着きが出て新たな魅力で評価されます。
しかし、女子の方はいくら美貌を維持できても年齢が上がるにつれてアイドルとしての需要は下がるだけという悲しい現実があります。
「蝶よ花よ」という主に女子に対して使う「大変可愛がられる」みたいな意味の言葉があります。アイドルはまさにそうで、若くて勢いがあるうちはちやほやされますが、悲しいことに蝶も花も寿命は短いんですよね。
途中からセクシー・大人路線に変更するヨジャグルはかなり多いですが、それも30を超えると無理が出てきます。少なくともヨジャがバリバリのアイドルとして30代、40代までやっていくのはかなりキツいのかなと思います。
本人たちもそれをわかっているのでタレントや女優業、ブランドなどの事業に力を入れていく人たちが多い気がします。

人気が落ちるのは全盛期と比較するとたしかに悲しいことですが、こういう仕事をしている人たちなら誰しもが経験することなので、その時が来たら受け入れるしかないのです。
次々と若い世代が出てきて目まぐるしく勢力が入れ替わっていく、K-POPはそういう産業です。
若いうちにめいっぱい稼いで、グループ活動を終えた後はたまにテレビのお仕事しながら悠々自適に過ごすのが一番の勝ち組なのかもしれません。

年内にもう1回は更新したいです!頑張ります!