こんにちはニコニコ

 

 

ボイストレーナー&

メンタル心理ミュージックアドバイザーの

中島えりなです。

 

 

 

 

ちょっと照れくさいのですが・・・

今日、昔の日記に、ボーカルの悩みが書いてあったのを

見つけたので

シェアしようと思います。

 

 

じつは今、自分が書いた山のような日記帳を
整理しているところ。
(小学校5年生くらいからだからめっちゃある・・・)
 
 
シュレッダーを使って
ありがとうの気持ちをこめて
処分しています。
 
 
ただ、残しておきたい、いい感じのページは
写真を撮ってから。
このページも、なんとなく残しておきたくて。
こんな時もあったんだなあと。
で、せっかくだから
ボイトレブログのネタに(笑)
 
 
 
 
こちらです↓
 

 

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最後のへびの意味がわかんないんですけど(笑)
 
 
1993年・・・29年前、私が22歳くらいの時のです。
このころはプロとして歌の仕事を始める直前くらいで
ふだんは学校やメンバー募集などで集まったバンドのボーカルを
いくつかやっていたり
一人でも曲を作ってデモテープを録音して、レコード会社の新人開発部に通ったりしていました。
 
 
 
「歌がボロクソ言われて」
「Vocalistとしてはダメ」
「ピッチにこだわりすぎ」
「Aメロがすべて一本調子の棒読み」
 
 
などなど周りから言われていたようですが
言われたことをめっちゃ気にしてるのがわかる(メンタル。笑)
 
 
でも最後のほうに
「ほとんど自分でわかっていること、でも改良の術がわからない」
と、素直に受け入れてる気もします。
 
 
 
そんな中で
いちばん印象に残り
感動した言葉は
 
 
「足りないのは、表現力じゃない?」
 
と言ってくれた
当時のバンド仲間の意見でした。
 
 
 
「お前はどんなに
落ち込んでいても、怒っていても、
歌う時だけクールになる。
歌は生きものなんだから
もっと動揺してもいい。」
 
これを見て、
なんだか、すごくうれしくなってしまいました
29年も前からのメッセージから
こんなに大切なアドバイスを受け取れるって
あるんですね。
タイムマシンだ!
 
 
私はずっと、感情を悟られるのが怖いと感じていて

シリアスな場面で笑ってしまったり、

冷たいそぶりをしてしまうことがありました。
歌に関しても
羽目をはずせないことが多く
ついついカッコつけてしまう。
ウェットなのって
なんだか気恥ずかしくなってしまうのです。
 
 
もちろん、プロが歌いながら感極まり
泣いてしまうのは
どうかと思うんですが、
当時は絶対にそんなことあってはならない!
と、常にギラギラと戒めていました。
泣くなんてアマチュアだ!くらいの勢い(笑)
 
 
でも今は、もし感極まって
泣いて歌えなくなっても
それはそれで、その瞬間なのだと思えるように。
 
いろんな「こうあるべき」を外せてきたと思います。
 
それは
いろいろな場面、そのときどきで
歌が変わることを知ってこれたことと、
心のつながりを持てた人たちとの出会いのおかげ。
 
 
自分に素直になって
自分の殻を破れるようになると
パフォーマンスが上がります。
お客さんとの距離もグッと縮まります。
 
 
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この日記を見て

歌は生きもの、私も生きもの

ということをまた、ちゃんと思い出せました。
 
 
 
 
 
とりとめもないブログになってしまいましたが
読んでくれてありがとうございました。
 
 
 
今、日記の日付を見てびっくり。
 
 
12月11日、今日です・・・・・・29年前の。
 

 

 
 
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ボイストレーナー&
メンタル心理ミュージックアドバイザー
中島えりな