こんにちはニコニコ



ボイストレーナー&

メンタル心理ミュージックアドバイザーの

中島えりなです。



歌はポップス中心に

レッスンさせていただいています。

良かったらプロフィールも

ご覧いただけたら嬉しいです♪





さて、最近

こちらの本を読みました。





私の娘は、もうすぐ高学年。

グループに分かれたり

派閥が生まれたり

まだ早いけれどSNSやLINEでの

あれこれも出てくるころ。

そう思い、いじめについて

もう少し知っておきたいと

思ったのがきっかけです。



中川さんご自身も

いじめにあっていたという

つらい経験からのメッセージだったので

心に響きまくりの一冊でした。





思い返せば

私も中学生の頃

いじめらしきものにあったことが

あります。

すでにいじめられている子が友達で

担任から「彼女を守ってあげてほしい」

と頼まれ一緒にいたら

私もいじめグループから目をつけられてしまったのです。



女子トイレの壁に

悪口をたくさん書かれたり。

遠くから笑われたり。

でも、どうしても納得できなかった私は

意地悪されるたびに先生に報告し(笑)

本人たちにも「やめてよね!」と言えました。

だから、エスカレートしなかったのかも

しれません。



ただ、今の時代はもっと複雑かも・・・

ほとんどのいじめられている子は

先生にも親にも言えずに

泣き寝入りしてしているのでは

ないでしょうか。

そして思いつめて不登校になったり

さらに追い詰められて死を

選んでしまう・・・ひどすぎますよね。



私は、ひとりの弱者を

大人数で仲間はずれにしたり

攻撃したりすることに怒りを覚えます。

集団でしかできないという

その心理が弱者だと

思ってしまいます。



よく「逃げてもいい」と言われるけれど

この本に書かれていた

「逃げ道」ではなく「違う道」。

という言葉には

強く共感するものがありました。

逃げるという後ろめたさを

持たなくてもいいんだということが

きっと安心につながるのでは。





今日ここで言いたかったことは


私がいじめられても

エスカレートさせず

無事に中学生活を終えることができたのは

音楽に没頭していたから」だ

・・・ということです。



当時体重60キロのデブで

隠れアニメオタクだった私。

今思えばいじめのターゲットになりやすいのは

自分でも認める・・・



またこの写真(笑)



でも、年中部活(合唱部)に打ち込み

文化祭や卒業式などの行事のたびにピアノを弾いていて

何よりも、歌が好きな部活の仲間がいたことで

クラスの中のいじめなんて

小さなことに思えたのが

私の強みでした。



当時、男子からも「ブス、デブ」と言われまくりで、でも「ピアノはうまいよな」と(笑)



大人になってからも、

音楽は私をあらゆることから

救ってくれました。

私が私でいられるし

良い仕事仲間や

同じ感覚の仲間に恵まれるのです

(じつは、音楽と無関係の場所では

私は友達関係が続きにくいです)。






この本を読んで

現在のいじめについて

勉強させてもらうと同時に

私に何かできることはないだろうかと

思っていました。



昔、父の音楽院にいた頃

鬱を患っている女の子がレッスンに通ってきていて、

発表会のたびに明るくなられて

いくのを見ていました。

今は未計画ですが

もし、いじめにあって

悩んでいる子がいたら、

歌を習ってみませんか?と

誘いたい!と思いました。



歌は、ためていた思いを

吐き出すためにもとてもいい

方法です。

自分と向き合うきっかけにもなりますし

メンタルにもとてもいいことは

よく知られています。



そして、

歌じゃなくても

どんな小さなことでも

自分の好きなことをする。

没頭できるものでもいいし

気張らずに

ちょっと興味のあることだっていい。

自分の「好き」なことが

居場所になるし、仲間もできる。



もし学校や職場の人間関係に

悩んでいる人がいたら

このことを伝えたいなと思いました。


あと、これからももっと

いじめについて知っていきたいと

思っています。




今日も読んでくれてありがとうございましたおねがい



ボイストレーナー&

メンタル心理ミュージックアドバイザー

中島えりな