こんにちはニコニコ

ボイストレーナーERINAです。


お盆がすぎてから、朝夕ちょっと過ごしやすくなりましたね。


これから、台風も多くなると思うので

気圧の変化にも気を付けていきましょう。



さて、今日は

私がレッスンのときに心がけていることを書いてみます。

といっても、ここに書ききれないくらいあるので、今日はひとつに。

それは・・・


「流さない」

ということ。です。





今年から、以前よりお世話になっていた音楽スクールに復帰させていただいたのですが、

そこでレッスンを担当させていただいている生徒さん(ご年配の男性です)が、

校長に次のようなことを言ってくださったんです。


「えりなさんはしっかりと生徒のレベルを把握して、段階を追って教えてくれる。

出来ていないのにいいですねとか、流さないからいい」と。


これは、私にとっても、すごい励みになる言葉でした。

なぜなら、私がレッスンのときにいつも、慎重に気をつけていることだったからです。


どんなちいさなことでも

「ここをもっとこうしたほうが必ずこの人の歌は良くなる」

と信じられたら、勇気を出して伝えるようにしています。


慎重に・・・というのは、ダメ出しにはしないこと。

レッスンではダメ出しは厳禁。

かといっておだてたりするのももってのほか。


生徒さんは、本当のことを知りたいのだと思います。




昔は、ちょっと直したいところを指摘したら気を悪くされて、

以来来なくなってしまった生徒さんもいたり、

いいところばかりを伝えていたら

「もっと厳しくしてほしい」という生徒さんもいたり。

むずかしかった。


でも、

心から生徒さんの上達を願うことと、ほんの少しの勇気があればいい

ということが、だんだんわかってきた。


クサイ言い方ですが愛があれば、ダメ出しにはならない。

むしろ生徒さんがグッと食いついてくる感じになります。



そして、流さずに、細やかに対応させていただくほど、

生徒さんのモチベーションが上がり上達されていく・・・

自惚れかも(笑)ですが、そんなふうに感じています。



もちろん、ここでああしろこうしろと言ったら

キャパオーバーしてしまうだろうな・・・と感じたら、

あえて言わないこともあります。

でもそれも段階で、最終的にはちゃんと伝えます。



優しい先生、厳しい先生、ぶっきらぼうな先生、テンパってる先生など

先生のキャラクターもさまざまですが、

どんな表現でも、根底に愛情が感じられることが、

信頼につながっていくのだと思います。

だから、その気持ちを忘れたくない。



今日は、講師側の気持ちをつらつらと書いてみましたおねがい


読んでくれてありがとうございました。




サザコーヒー(水戸駅にて)のカステラショートです。夏休みに夫の実家に帰省しました。



ではまた〜



ボイストレーナー

メンタル心理ミュージックアドバイザー

中島えりな



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