こんにちは
ボイストレーナー&ミュージックアドバイザーの
中島えりなです。
音楽ジャンルは主にポップス全般です。
良かったらプロフィールもご覧いただけると嬉しいです。
前回はボイストレーニングをする目的について
2つのポイントを書きました。
今回は、
トレーニングを始める前に認識しておきたいことを
まとめておこうと思います。
\それではGo!/
トレーニングを始める前に
認識しておきたいこと
1 歌を歌う場合も発声トレーニングをする場合も同じ
発声トレーニングを始めるにあたって
ぜひ理解して欲しいことは、
トレーニングでマスターするテクニックは
実際に歌を歌う時に使うテクニックと同じもの
だということです。
ほとんどのレッスン生が歌う段階でそのことを忘れることが多いので
ぜひこのことを記憶してください。
ドレミファソーなどの発声練習の段階では
正しい発声が出来てきているのに、
さあ、歌詞のついた歌を歌う!時点で
まったく発声練習の時と違う歌い方に戻ってしまう・・・
このことは、
発声練習と実際の歌は別物と
無意識に思ってしまっていることが
原因かとも思われます。
歌を歌う場合も
発声トレーニングをする場合も同じ、
だということをよく認識しておかないと、
長期間トレーニングを受けても
実際に歌う時に使うことが出来ず、
トレーニングの効果を上げることはできません。
2 トレーニングは各レッスンの積み重ね
トレーニングは各レッスンの積み重ねで、
それぞれが独立したものではなく
前回のレッスンでマスターしたものの上に
新しいテクニックを積み重ねていくのですから
じゅうぶんに独習すること(復習をくりかえし行うこと)が必要です。
3 身体で覚えるまで何度も繰り返す
発声上の困難または欠点は
ほとんどが体の使い方(力のバランス)の
かたよりによって生じるものですから、
身体的な反復トレーニングが主なレッスン内容となります。
身体で覚えるまで何度も何度も繰り返すしか
上達の方法はありません。
以上が、トレーニングを始める前に
認識しておくことになります。
どの項目も本当に大切なことなので
トレーニングの前には
1 発声と実際の歌は同じ。
2 積み重ね。
3 繰り返す。
のように、呪文のようにいつも確認して
レッスンや練習に臨むと
成果も確実に変わってきます
◇まとめ◇
トレーニングは運動選手と同じように
フィジカル反復して行うことが大切。
次回はいよいよレッスン内容本編に入ります。
まずは
「発声に対する身体各部の役割」
についてお伝えしますね。
読んでくれてありがとうございました。
それではまた~♪
ボイストレーナー・ミュージックアドバイザー
中島えりな