今の職場では、

東日本大震災の日に合わせて、

毎年集会が続けられている。

 

前にいた時に、起こった地震。

ちょうど児童会活動をしている時間だった。

2階にある多目的スペースで活動していた子たちが、

身を寄せ合って、頭を抱えながら泣いていたのを思い出す。

 

現在、児童は教室にいて、

リモートで教頭先生からのお話を聞く。

 

当時の様子を写した写真や、

津波がどんなに大きかったのかを比較する画像。

校舎と、その倍以上ある高さの津波。

 

生まれる前の出来事だった3年生の子どもたちは、

「うそでしょ!?」

と、驚いていたけど…

 

津波にさらわれてしまった街の様子を見て私は、

13年経った今も、体が凍り付く。

テレビ画面や子どもたちの様子を

写真に収めることもできなかった…

 

「明日は我が身」ということで、

災害に備える学習をした。

 

今年初めに、能登半島を襲った地震があったけど、

東日本大震災は、自分も大きな揺れを体験したせいか、

どちらも痛ましいことだと分かりつつ、

スケールが違うと、改めて思った。

 

私は…いろいろ備えてはみるものの、

仕事中にそんな状況になったら…

父はどうするんだろう?

 

話しても伝わらないし、

なるようにしかならないか…