新曲の譜読み | ピアノの練習日記

ピアノの練習日記

ピアノの練習記録と、日々のいろいろを書いています。


昨日、初見でざっと通しました。
初めて弾いた曲。

今日は朝からフリガナふり。
加線の多いところや、複雑なリズムの裏拍がどこかとか、自分が苦手なことの、パッと見て考えてしまうところでも、書けばできること等。

今までの人生で、練習時間が決まっていた時代が多くて、机の上でできることと弾くことを明確に分けていました。勿論、練習しながら書き加えていくことはありますが、時間が大切故に、弾ける時間に音を出さない作業(製本とか調べ学習)をすることは御法度なくらい、私なりに集中させていたのだなと思います。

今、2回も防音工事をしていつでも弾けるとはいえ、24時間連続でさらうわけもなく(そこまで好きじゃない)、生徒さんも伴奏相手もいらっしゃるし、あと10年テレワークと思われるサラリーマンの夫様と暮らしているし、朝起きて夜寝る程度には、そこそこ規則正しい生活をしています。

私はあまりにもピアノの基礎もなく、勉強も大変で、学生の頃がよかったとは到底思えないのですが、自由が故の切り替えが下手だなと思います。勿体ないですね。

練習室やスタジオで練習するように自宅で練習すればよいのはわかるけれど、ピアノの部屋に余計な物を置かないようにしているけれど、まだまだ改善策があるはず。

もう既に半袖生活で、来月あたりから冷房をつけたくなるほど暑がりな私は、夫様が暖めたリビングの温度をピアノの部屋に流れないように死守しています。

夫様も息子も、ピアノの部屋に入った瞬間、 「さむっ!」と言って引き返します。
「冷やしてるから」と私。
このひんやり感がいいのです。
ぬくぬくするのはオフトンの中だけで充分です。
練習前に手をあたためたりもしません。
本番前にいつでも万全でいるため、どんな状態でも弾けるように。私はね。

でも、レッスンに来る道すがら雪遊びしてきた生徒さんには、お湯を沸かして水を足して、手を浸して好きなだけ温まってもらいます。

通りかかった息子がそれを見て、「あ、僕もよくそうしてもらったな」と。
覚えていてくれたなんて!
まぁ、嫌なこともあったでしょうけれど。

練習成果を上げる以外の工夫を頑張ろうと思えた朝の勉強時間でした。

清々しい。


歩いた記念