2013年9月19日(木)渋谷O-EAST
amber gris 無料ワンマン公演「snoozy and roll」
一つの世界が終わった場所で、一人の人間の呪いを解くためのLive(だったのかな、と勝手に解釈)
「Ruvieの手鞠」が死んだ場所で「amber grisの手鞠」が鎮魂歌を捧げる、花を手向けた、そんなLive
自分はRuvieの世界が終わった瞬間は見ていないけれど、Ruvieが終わるのはとても哀しかった
どれだけ素敵な音楽をしてもそれが(商業的に)認められなければ、駄目なのだと思い知らされた気がして
「手鞠」という人間を表現者としてとても好きだったから、amber grisのヴォーカリストとして戻ってきたときは嬉しかった
バンドが変わっても「手鞠」という表現者は相変わらず色々な感情を揺さぶってきたし
という、勝手な戯言はさておき
とても良いLiveでした
まとまりもよく、amber grisというバンドを端的に紹介できていたのではないだろうか
もちろん、このライブだけで彼らの全てを知ることができるわけないけれど
手鞠さんは本当に表現者として素敵で
立ち姿、手の動きどれも目を奪われてしまった
時に慈しむ様に、時に楽しそうに、時に拒絶するように、時に狂ったように様々に彼は謳う
体を曲げ、時に膝をつき体中から搾り出すような歌声を紡ぐ
(泣くように悲痛で憂いを含む、何かに縋る様助けを求めているようで全てを拒絶するかのような歌を謳う彼が好きだ)
amber grisのライブは外傷よりも内傷が大きいと手鞠さんは言った
その意味が良くわかる、内傷もとい心傷
楽しいのに訴えかけられるものの大きさに揺さぶられる感情
わけもなく泣きたくなるんだ
「呪いを解いてよ」と彼は言った、今日、呪いは解けたのだろうか
勝手な妄想だけどね
kanameさんも、wayneさんも、殊さんも、ラミさんも全員が手鞠さんの追った傷というか
終わってしまった「ruvie」の世界と、そこで死んだ「Ruvieの手鞠」という抜けない、抜かない棘を理解していて、見守って、「amber grisの手鞠」を慈しんでいるように感じたようなそんな気がしたような・・・
自分たちももちろん楽しいけれど、てまりん楽しそうでよかったね!見たいなそんな感じ
個人的メモ
「嫁入り前の女の子に何かあったら将来の旦那さんに申し訳なさ過ぎる、土下座ぐらいしなきゃいけなくなる。・・・男子?外傷でも内傷でも胃潰瘍でもおって帰れ、男子は風の子っていうじゃん?(By手鞠)」
今回のwayneさんの髪飾りというかヘッドドレス、好き
殊さんのウエストのくびれと、手鞠さんの薄さ・・・おそろしい
時折kanameさんの方に近づき顔向かい合わせて謳う手鞠さん、お互い笑顔で微笑ましい
グランギニョルの「ポルノスター」のときの手鞠さんの立ち姿(時に腰の曲がり具合)たまらん、そして「お姫様」で前に出る殊さん可愛い
下手で座り込んで歌っていた手鞠さんとそんな手鞠さんを腰を軽く曲げて覗き込むwayneさん、小さい子と熊さんみたいで非常に微笑ましい
時折目が会って笑うラミてま
アンコールどや顔で今回から新発売のバンドTシャツを二枚ぴったり重ね着して出てくるラミさん、おしゃれ上級者過ぎる。(重ね着ってそういう意味じゃないと思う・・・と困惑する手鞠さん。)衣装が膝ため短パンなので夏休み少年感が半端ない。
アンコールでしゃがみこんでタオルに顔埋める手鞠さん、そんな手鞠さんの頭ポンってするkanameさん。二人の空気感がすごく良かった。
最後、時計を投げた手鞠さん。呪いは解けたのだろうか
セットリスト
1.snoozy and roll
2.this cloudy
3.fragile
4.Sweet blood pool
5.feel me
6.グリニッジの針の上で
7.an fade
8.不浄の樹の下で
9.摂理と贄
10.グランギニョル
11.Looking all the pain
12.H u m m i n g b a r d`s
13.bright or blind
14.hazy moon luv gaze
15.そこにあるもの
en
16.for crying out loud
17.wishstar and sunlight and darkness