魔物と人間が協力して、魔界の王様になるべく戦いあう。
電撃を吐く魔物ガッシュと、パートナーに選ばれた優等生清麿は、その戦いの中で大きく成長する。
「金色のガッシュ!!」、8巻のレビューをはじめます。



金色のガッシュ!! 8巻表紙

8巻表紙。ガッシュとティオ、桜? 雪山?でのワンカット



 8巻の主な内容は、
・無敵のコンビネーション、パピプリオ&ゾボロンとの戦い
・人間リィエンとの恋が芽生えた魔物、ウォンレイ救出の戦い
・特別編、ティオと大海恵の心休まらぬ休日


 ガッシュのコミックスでは、
表紙をめくり、白紙となっているページもめくった次ページに、
それぞれの魔物と人間のツーショットが描かれています。
8巻では今回初登場し、ガッシュとの戦いにおいて本が燃やされず生き残ることになったルーパー&パピプリオのコンビ。


 本の持ち主であるルーパーが、同じ肌の色をした子供の遺影を持って墓の前で泣いている所に、
魔物のパピプリオが本を持って現れる。
なにやらドラマがありそうな構図ですね。




 それでは注目ポイントの紹介ですが、
8巻ではパピプリオだけでなく、ウォンレイも登場しております。
接近戦主体の呪文に、パートナーから教わったカンフーを取り入れた肉弾戦を得意とする魔物です。


 注目ポイントはそのウォンレイ編から。
ガッシュ達にウォンレイ救出を頼み、空港で待っているリィエンが黒服ズに襲われたとき、
駆けつけた清麿が生身の人間に“ザケル”を放ったシーン。



 1巻を振り返ってみてください。
銀行強盗の時は殺さない程度に電撃の力を抑えなくては、とか考えていた清麿ですが……


 相次ぐ魔物との戦いの中で、清麿は幾度と無く“ザケル”を唱え続けてきました。
ウォンレイ救出時に“ザケルガ”を覚えるまでは、
攻撃呪文はリスクの高い切り札“バオウ・ザケルガ”を除外すると、
“ザケル”一つで戦ってきたといっても過言ではありません。


 フォルゴレという、“ザケル”の格好の練習相手もいたことですし、
清麿はこの段階で、相当“ザケル”の電撃の力をコントロールできるまでに成長しているということです。



 まぁそれでも、
人目につきやすい空港で“ザケル”は、ちょっとどうかと思いますが。




 え? リィエンが壁を登ってるシーンが理不尽ですか?
エレベーターを簡単に直せるなら、そのことを説明して休んでもらうべきだって?


 もし工具が見つからなくて直せなかった場合のことも考えてあげましょう。
それに清麿は簡単に直せるとは言ってましたけど、鵜呑みは禁物。
彼は元々、女性の前ではかっこつけたがるところがありますからね。
随分苦戦したけど、リィエンの前だから強がりを言って見せたのかもしれませんよ。


7巻