皆さん今年の初詣は行きましたか?
それはお寺でしたか、神社ですか、それとも大師でしたでしょうか。
そんなこと気にしてる人は少ないかもしれませんね。
お寺で拍手(かしわで)を打つ人も見かけますから。
パンと音を出して感謝喜びを表現するのは日本(神道)だけですので世界の常識とは違う文化のようです。
音を出すことは神を呼び、同時に邪気を祓う意味もありますので、お賽銭の時に鈴を鳴らすのはそのためです。
お葬式の際に音を出さないのは個人の霊を祓ってしまわないためだそうです。

さて、お寺と神社の違いは、要約すると宗教の違いです。
神社は文字通り、神様を祀っていますから神道です。
国作りの神や、歴史上の偉人や天皇が神として崇められます。
お寺は仏様を祀っている仏教です。仏様とは大日如来とか釈迦如来とかですね。
大師は高徳な僧への敬称です。弘法大師とか立正大師などで、例えばご本尊が空海で川崎に寺院が建立されていることから川崎大師といったことになります。
なので、大師はお寺ですね。

日本には八百万の神々がいて、いわゆる多神教なのですが、お寺や神社の違いも分からない人が多いのは無理もありません。
神仏習合といって、奈良時代から始まった神道と仏教の信仰を1つになった宗教の考え方です。
そのため、寺院に神が祀られたり、神社に神宮寺が建てられたりしたのです。
ですが、明治時代には神仏分離といって、再び区別されるようになりましたが、習合の名残が今だに残っているため考え方がごっちゃになってしまっているのです。

ところで、初詣って何よ?ってことなんですが。
これは、関西の電鉄会社がきっかけで、初詣の起源は割りと最近のことなのです。
関西には恵方詣りといって、その年の方角へ参拝に行く文化がありました。
ある時、宣伝したのです。今年の方角は○○だから○○神社へ参拝しに行こう、って。
自宅から見ての方角なので、この謳い文句は実は正しくないのですけどね。(それじゃ風水だしw)

でも、この企画はすぐに関東でも実施されることとなり、恵方詣りの文化がない関東ではすぐに文化として成立してしまいました。
京急電鉄はもともと大師電鉄といって川崎大師のための電車ですし、京成電鉄も成田山新勝寺など寺院が多いことから設立された電鉄会社です。

つまり、何が言いたいかって、
我々は電鉄会社にまんまとハメられてるというわけにひひ
そういえば、コンビニでバイトしてた時に節分の時に恵方巻きなるものが大量に販売されたことに驚いたことを思い出しました。なんじゃい?恵方巻きってえっ
大衆心理って怖いわー。