私は人ごみがキライだ。
ぶつかってきたり踵を踏まれたりするからだ。
肩掛けのバッグなんか引っ掛けて持ってかれたりする。
遠近感ないのか、お前は!などと言いたくなる、が。
でもまぁ最近は、肩が触れただけで殺されてしまう世の中だからね。
で、最寄の駅に、動く歩道ができたのだが、混雑するわけ。
すぐ隣はふつうの通路。空港みたいな感じ。
空いている。だから、私は普通にそこを通る。
リスク回避ですよ、ほんと。
歩くスピードは遅いと自負するが、なんだか邪魔されるのも癪だからだ。
そもそもだ、動く歩道は立ち止まらなければならんのだ。
音声ガイドでも言っている。「手すりにつかまり歩かないようお願いします」だ。
のろのろ運転の動く歩道に身を任せるのもなんだか気持ちが悪い。
律儀に立ち止まっていると、後ろから、進めよ!的なプレッシャーを感じるし。
だからと言ってわざわざ混んでいる所を目掛けて突進する人の気も知れない。
そんなに急ぐこともないやんか。
気を遣うのも面倒。動く歩道は修羅場なのだ。
と、いつものように空いている通路を悠々と歩いていたのだが、爺さんを追い抜かした。
「ちょっーと、あんた、ひとつ聞いてい~い~?」
声を掛けられた。ホームからホームへの連絡通路で。
「はい、どうぞー」
見ると、顔が真っ赤で出来上がっている。
しまった!酔っ払いに絡まれた
ここの連絡通路は長い。電車の乗り口までまだ5分ほどある。
「あのさ~、こっちの通路、こんなに空いてるのに、なんでみんな動く歩道通るの~?」
爺さん、その素朴な疑問。ナイスだ。
「みんな動く歩道が大好きなんですよ、たぶん!混んでる所に行きたがる大衆心理がそうさせてるんじゃないですかねぇ?」
「そうなの~?私なんか空いてる方がいいんだけどねぇ~。そう思わないーい?」
「僕も空いてる方が好きなので、動く歩道には絶対行きませんよ!」
「あー、あんたもその口かい?そうだよねぇ~なんでだろうねぇ~」
などと、そんな会話を酔っ払いの爺さんと5分くらいしてしまった。
「じゃあ、僕はこの電車に乗って帰るからね。はい、どーもー」
と、言って別れた。
結局、朗らかな爺さんで人畜無害だったので、意外にほっこりしてしまった
なんというか、旅先で知らない人に親切にしてもらったような感覚ですかね。
見ず知らずの人と会話するのって、なんだかいいかも。
ぶつかってきたり踵を踏まれたりするからだ。
肩掛けのバッグなんか引っ掛けて持ってかれたりする。
遠近感ないのか、お前は!などと言いたくなる、が。
でもまぁ最近は、肩が触れただけで殺されてしまう世の中だからね。
で、最寄の駅に、動く歩道ができたのだが、混雑するわけ。
すぐ隣はふつうの通路。空港みたいな感じ。
空いている。だから、私は普通にそこを通る。
リスク回避ですよ、ほんと。
歩くスピードは遅いと自負するが、なんだか邪魔されるのも癪だからだ。
そもそもだ、動く歩道は立ち止まらなければならんのだ。
音声ガイドでも言っている。「手すりにつかまり歩かないようお願いします」だ。
のろのろ運転の動く歩道に身を任せるのもなんだか気持ちが悪い。
律儀に立ち止まっていると、後ろから、進めよ!的なプレッシャーを感じるし。
だからと言ってわざわざ混んでいる所を目掛けて突進する人の気も知れない。
そんなに急ぐこともないやんか。
気を遣うのも面倒。動く歩道は修羅場なのだ。
と、いつものように空いている通路を悠々と歩いていたのだが、爺さんを追い抜かした。
「ちょっーと、あんた、ひとつ聞いてい~い~?」
声を掛けられた。ホームからホームへの連絡通路で。
「はい、どうぞー」
見ると、顔が真っ赤で出来上がっている。
しまった!酔っ払いに絡まれた

ここの連絡通路は長い。電車の乗り口までまだ5分ほどある。
「あのさ~、こっちの通路、こんなに空いてるのに、なんでみんな動く歩道通るの~?」
爺さん、その素朴な疑問。ナイスだ。
「みんな動く歩道が大好きなんですよ、たぶん!混んでる所に行きたがる大衆心理がそうさせてるんじゃないですかねぇ?」
「そうなの~?私なんか空いてる方がいいんだけどねぇ~。そう思わないーい?」
「僕も空いてる方が好きなので、動く歩道には絶対行きませんよ!」
「あー、あんたもその口かい?そうだよねぇ~なんでだろうねぇ~」
などと、そんな会話を酔っ払いの爺さんと5分くらいしてしまった。
「じゃあ、僕はこの電車に乗って帰るからね。はい、どーもー」
と、言って別れた。
結局、朗らかな爺さんで人畜無害だったので、意外にほっこりしてしまった

なんというか、旅先で知らない人に親切にしてもらったような感覚ですかね。
見ず知らずの人と会話するのって、なんだかいいかも。
