全然、野犬問題じゃないんですけど、

 

めっちゃ読んでくれてる方が多いので

 

ちょっと書いちゃおう。

 

わたし民生委員やってるんですけど、

 

先週、てか毎月何度も集まりがあります。

 

私は最年少民生委員なので、周りは自分の両親より年上の方々ばかりです。

 

で、毎年のお仕事に、

 

「高齢者の見守りアンケート」なるものがあります。

 

このアンケートの対象になる高齢者の定義は75歳以上。

 

私は、自分の住んでいる市で一番75歳以上の方が住んでいる地域を担当しておりまして、

 

なんとその数130名。

 

昨年から民生委員に中途でなっているわたしは、

 

行政から言われるがままにリストに上がってる130名のお宅にひたすら訪問しアンケートをお願いし見守っていました。

 

が、、、

 

途中からなんかおかしいことに気がつきました。

 

あれ?うちの近所のあのおばぁちゃんも、あのおじぃちゃんも、リストに載ってない。。。

 

でも、確実に80歳はとうに超えてるぞ???

 

そう疑問に感じた私は、役所の担当の方へ問い合わせました。

 

なんと、

 

若い方と同居の75歳以上は対象外だというのです。

 

ところが、、、2世帯住宅の方は、住民票が分かれているからリストに載ってくるとのこと。

 

いや、これ、、、

 

なんのためのアンケートですか???

 

って思わず聞いてしまいました。


うちの裏の方は、もう、90近いけど、身障者の息子さんの介護をしている。


なのにリストには載ってない。


うちの通りのおばぁちゃんは、娘さんと同居って住民票上はなってるけど、娘さんはまるで帰ってきてない。


けど、リストには載ってない。

 

このアンケートの目的は、ほんとざっくり言うと、

 

「自宅にひきこもりがちな高齢者の現状を把握し、孤独死などの最悪の事態を回避する。」

 

ってことなんですが、

 

対象外のソートのかけかたおかし過ぎて、正確な数字なんて出んの???

 

って思いました。

 

なので、昨年は行政にお願いして、余分にアンケートをいただき個人的に現状を把握したのですが、

 

今年は今年で、さらに対象者を絞るとのこと。

 

もーーーさ、

 

やってるフリすんのやめましょーよ。って思ったよね。

 

とりあえず、やっとかないとやってるフリしないと、何かあったときの責任追求されちゃうわけですよね。


孤独死をしたお年寄りがいました。


アンケート等を行うことにより最善を尽くしてきました。

が、しかし、包括支援センターからもなんの指摘もなく、防ぎようの無い事故でした…


とか言っちゃうんですかね。

 

ほんと、日本の政治も行政も、どこぞやの国に負けず劣らず腐ってますよ。

 

で、先ほど申し上げましたとおり、

 

私以外の民生委員さん、全員高齢者なので、

 

実態がどーのこーのより、楽できれば嬉しいみたいで、

 

そのことに何の異論も唱える方は一人もいなくて、

 

むしろ、大変だから減らしてくれって訴えてる方が何名もいらっしゃった。

 

私はというと・・・

 

130名から200名くらいに増えたって、何ら変わんないから、

 

意味のないソートかけないで、75歳以上の方が全員載ったリストと、

 

その人数分のアンケート用紙をくださいとお願いしました。

 

行政は、ごちゃごちゃ言い訳をみんなに言ってましたが、んなことどーでもいい。

 

高齢者の孤独死、虐待を無くすのが目的(ゴール)であれば、

 

そこから逆算して、やることなんて決まってくる。

 

大変だからやりたくないなら、やめていーよやるなよって話です。

 

私がこのブログで伝えたかったことは、

 

行政が出してる数字なんて、こんなもんだってことです。

 

人間に対してだってこんな数字の出し方してるわけなので、

 

殺処分ゼロの数字のテキトーーさなんてどのくらいだか考えるのも嫌になりますね。

 

で、大切なのは、こういうことを知ったとき、

 

自分がどう感じるかであり、

 

どう行動するかだと思うんですよ。


山口県が保護団体相手にアンケートやってましたが、


内容みて驚愕。


とりあえず、実態なんざナンもわからない、どーとでも書ける内容でした。


少なくともわたしならば、こんなアンケートは作りません。


が、他に目的があるのかどうか、見守っている次第です。


ただやっぱさ、


公務員て、


少なくとも5年は一般企業で働いてからじゃないと、なれないとかどうですか?