基本的に私はあまり落ち込まないです。

 

家がなくなった時も、

「そんなもん住めるところはすぐ見つかるよ」

と思ってましたし言ってました。

 

次の仕事も

「俺くらいの能力があればすぐ”見つかる”」

本気でそう思ってましたし言ってました。

 

どちらも全く根拠はないです。

でもどちらも確かにそれは実現したんです。

 

だからそんなにどん底に落ちることはなかったです。

 

しかし、ここからなんです。

 

飲食の現場でも、店舗内の指名客がずっとNo.1でした。

一番若いながらも、立場的にはNo.2まで上がってましたので、

自分はとにかく仕事ができるやつと思ってました。

 

上場企業の飲食には数社落とされましたが、

目がない会社だなぁとかなり上から目線で思ってました。

 

そんな中、

すんなりと入れた会社はド営業会社。

 

商材はホームページ制作の新規開拓営業。

 

自分はパソコンが得意で、以前の職場の

ホームページを自分で作成、管理していたので

ぶっちゃけかなり自信満々で初日を迎えました。

 

初日はまず別部屋で

オリエンテーションで座学から入ります。

 

「なるほどなるほど、簡単やな、全部理解できる!」

と意気揚々でした。

 

そして営業所に合流した時、衝撃を受けます。

 

「もしもし、私〇〇と申しますが、、、」

「代表者様でいらっしゃいますでしょうか?」

「ホームページはお持ちでいらっしゃいますでしょうか?」

「あー、ホームページお持ちでなかったですか?」

「うちででホームページ作りますからー」

 

20人ほどいる営業の方たちが一斉に電話をしていたのです。

 

俗にいうテレアポです。

 

 

提案営業を想像していた自分、

営業経験もゼロだったので、全くの別世界でした。

 

それからトークスクリプトを丸暗記させられます。

 

正に、「一言一句これと同じように言え!」

「結果が出てるやつが全てだ!」

という厳しい会社でした。

 

面接時に

「3カ月間で契約にからめなかったら、 契約終了になる

 (可能性がある)からそうならないように頑張って。

 でも今までそんな人は一人もいないから大丈夫!」

と聞いていましたが、

そこで私は伝説を打ち立てました。

 

入社以来5カ月間

 

契約に対する絡みが

 

本気のゼロ!!

 

最低のお荷物社員でした。。。

 

なまじ自分は仕事ができると思っていた

自分の過信と高くなっていた鼻が、

完全にポキッと折られました。

 

 

出勤すると毎日のように、

上司からは叱咤の声が飛びます。

成果が出ていないため、

同僚の前でも縮こまります。

 

アポイントを取ろうと電話営業しても、

電話口で怒られます。

いわゆるガチャ切りや、

罵倒され続ける毎日。

 

それでも他の社員が残っている手前

早く帰ることもできず、

必要のない資料を出したり、

営業トークの練習をしていました。

 

いえ、この際はっきり言います。

仕事している”フリ”をしていました。

 

「成果をあげようと努力してますよー。

 だからクビにはしないでくださいねー。」

そんなアピールのためだけでした。

 

家族がいるため逃げ出さないように、

また会社を変えるなんて

心配をかけないように我慢して我慢して、

ただ耐えるだけの日々の5カ月でした。

 

続く