【バグルズ「ラジオ・スターの悲劇」】
シンセサイザーを触り始めた頃、
何かの雑誌で、
「テクノをやるなら、バグルズくらい知っておかなきゃダメ」
と書いてあるのを読んだ。
さらに小室哲哉さんと坂本龍一さんがテレビで、
「バグルズのあの曲のキックの音は、本物のドラムじゃない。マイクを直接手でポコポコ叩いた音なんだ」
というレコーディング秘話を話していた。
バグルズ。
バグルズ。
あぁ、
バグルズ。
気になって仕方がない(笑)
そしてアルバム
「ラジオ・スターの悲劇」
にたどり着いた。
1980年の作品。
僕がまだ生まれる前の作品だ。
「プラスティック・エイジ」
「ラジオ・スターの悲劇」
「キッド・ダイナモ」
「アイ・ラヴ・ユー、ミス・ロボット」
「クリン・クリン」
「思い出のエルストリー」
「アストロボーイ」
「モノレールのジョニー」
全8曲。
一切の妥協を許していない。
全曲、素晴らしい。
そして全曲に共通しているのが、
この独特の哀愁。
哀愁のあるテクノ。
このバグルズの音楽が、
僕の大きな音楽的根幹のひとつになっていった。
16歳の頃。
その日から毎日バグルズを聴いた。
そして、
「こんなの今、高知で聴いてるの、自分しかいないだろう」
という謎の優越感(笑)
今でもアレンジの参考に、
このアルバムを引っ張り出すことがある。
ニューウェイヴでありながら、
難解なところまで行き過ぎない。
ポップなのに、どこか変。
そして、哀愁がある。
このバグルズのテイストが、
僕はたまらなく好きなんだと思う。
久しぶりに、全曲通して聴いてみた。
すると――
ブワッとあふれるノスタルジー。
このアルバムを聴きながら、
16歳だった頃の自分と対話する。
あの頃の僕は、
この音楽を聴いて何を思っていたんだろう。
そして今の僕は、
あの頃の僕から何を受け取ったんだろう。
さぁ、今日もスピーカーに耳を預けよう🔈
HLN
#Buggles
#ラジオスターの悲劇
#ニューウェイヴ
#シンセサイザー
