僕と君とシド・バレットのこと | HALUNA OFFICIAL BLOG「前略、電気シチーより」

「狂気そのものを音にした男。」


PINK FLOYDが好きだ。


『狂気』

『原子心母』

『ザ・ウォール』


このあたりは昔から聴いていた。


ある時ふと思った。


「PINK FLOYDが好きなら、デビュー作くらい持っておかないとな」と。


そして買ったのが、

『夜明けの口笛吹き』。



ところが、一度聴いてみて、怖くなった。


知っているPINK FLOYDとは、あまりにも違う。


音が自由すぎる。

奇妙すぎる。

どこへ連れていかれるのか分からない。


結局、その時は聴くのをやめた。


それから時間が経って。


先日、みのミュージックさんがSyd Barrettをフィーチャーした動画を公開しているのを見た。



それをきっかけに、

「そういえば、もう一度ちゃんと聴いてみよう」

と思った。


そして今、改めて『夜明けの口笛吹き』を聴いている。


やっぱり怖い(笑)。


でも、今度は少し分かる。


この音楽が何をしようとしていたのか。

そして、その中心にいたSyd Barrettという男が、

どんな世界を見ていたのか。


さらに彼のソロ1st『The Madcap Laughs』を聴いて、

「暗黒の世界」に完全にやられた。



狂気。

無邪気さ。

美しさ。

不安定さ。


全部が同居している。


1960年代のサイケデリック・ロック。


その言葉だけでは足りない。


Syd Barrett。


彼の音楽は、

まるで現実と幻想の境界線そのものを

音にしたように聴こえる。


そんな彼を、自分なりの色と線で描いてみました。



HLN


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