僕と君と30年くらい前の昔話の事 | HALUNA OFFICIAL BLOG「前略、電気シチーより」
昔話です。

中学を卒業した僕はすぐに高知の市内に引っ越した。
中学までの友達と会うには
高校生なら億劫になる距離。
中学では悪い友達が沢山で
その友達と夜な夜な通話する事も。
ある日その1人の友達が更生施設に入る事になった。

高1の2学期くらいだったと思う。

その友達はクラスに馴染めず
何かと僕に愚痴の電話をしてきた。
そして、ついに耐えきれなくなり、高校を辞めてしまった。
御両親が「私達では手に負えない」と特殊更生施設に預けてしまった。

それは後になって分かった事だ。

『色々あって遠くに行かないかん。』

友達は僕に告げた。

『何か一曲、歌ってくれんか?』

一瞬、面食らった。

キーボードも始めたばかりで

歌なんてもっての外

音楽に自信のかけらもない頃(今もない事はないけど)。

僕は練習していた渡辺美里さんの「My Revolution」をエレピで弾き語った。



歌い終わった後、友達は

「すげぇ、すげぇ」と言ってくれた。

それがその友達との今の時点の最後の会話となっている。

今はどこにいるのかも分からない。

実家に行っても良いけど、知らない事で物事は丸くある事もある。

元気なら、本当にそれだけで良い。

深く知るのが怖い年齢になったとつくづく思う。

先日、テレビで渡辺美里さんと小室哲哉さんが「My Revolution」をジョイントしていた。





一気に先ほどの昔話を思い出した。

“夢を追いかけるなら、たやすく泣いちゃダメさ”

友人に歌っているようで
実は僕は僕自身に歌っていたのかもしれない。

今も昔もこの曲は“刺さる”。

16歳の頃の僕の心に刺さった、また違う心のどこかに刺さった。

テレビを見ていて、胸が詰まった。

そんな気がした。

HLN



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