僕と君と「EPICソニーとその時代」のこと | HALUNA OFFICIAL BLOG「前略、電気シチーより」
◼️スージー鈴木著「EPICソニーとその時代」



読了。

80年代好きの
82年生まれの僕
そんな僕からしたら
唸ってしまう一冊。

中学生の頃聴きまくったのは
TM NETWORKさん




高校生の頃聴きまくったのは
渡辺美里さん




大江千里さん





19歳の頃、聴きまくったのは
岡村靖幸さん



佐野元春さん




ーお、だから『どぉなっちゃってんだよ 人生がんばってんだよ』て?

それは否定できません(笑)
岡村さん最高。

さて、

何となく元気のなかった日本の
あからさまな韻の踏み方をする
2000年当時のJ-rapより
ロックンロールやジャズ
ボサノバやラテン
世界中の音楽をミックスして
試行錯誤して
洋楽への対抗心をむき出しにしていた
80年代の
EPICソニーの
キラキラした
ギラギラした
サウンドや
メッセージが
好きです。

洋楽への対抗心もそのままに
大人への対抗心
メッセージとして
多かったと思います。

佐野元春さんの
「ガラスのジェネレーション」の
【つまらない大人にはなりたくない】

TM NETWORKさんの
「SEVEN DAYS WAR」の
【闘うよ 僕たちの場所この手でつかむまで】

こういったメッセージ受け取った僕の書く自分の歌の歌詞は
いつもテーマの根底に「都会と少年」というものを持ち、
いつも作品にその鬱屈とした気持ちと、
打開したい気持ちとを乗せられていると思います。
これは80年代のEPICソニーの作品の影響がある事は否定できないと、本書を読むにあたり再確認致しました。

佐野元春さんのインタビューが秀逸で、当時を振り返りながらも、どこか詩的で、尖り続けている大人の心が読めて良かったです。

僕もまた尖り続けていくでしょう。

さぁ、走り出そう。


HLN

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