■山田ルイ53世著「一発屋芸人の不本意な日常」
とある尊敬する大先輩より譲り受けて、移動や就寝前に必ず読んでいました。
繰り返し読んでしまった。
何周したかな?(笑)
豊富な語彙力。
物事に対する感情の豊かさや多角度に観察・考察する視点。
それを何かに例えたり表現できる力。
うーんと良い意味で唸らせて頂きました。
髭男爵・山田ルイ53世さんの名著。
一発屋と自らを称し、自虐し、「終わった人間」の世迷言と打ち出したこの一冊は実は僕のように売れない表現者の心をさらに震えさせます。
そうです。
僕は一発も当たってないぞ💦
まあまあ、それは良いじゃないか(よくないけど)。
この芸能界は一発大きく当たることが出来るのはほんの一握りで、永続的に当たり続ける人は更に一握り。
それはこの芸の世界に携わる人間であれば、痛感している事。
一発当てた一発屋のそんな状況もそれはそれで辛い現実があり、またそれを山田さんなりの比喩で例えて表現する所もこの著作の面白い所であると思います。
何気なく通り過ぎる景色や会話も、如何にドラマチックに描くか?という事も僕たち表現者の醍醐味でもありますが、山田さんは見事にそれを形にされています。
山田さんの事をご存知の方もそうでない方も楽しめる一冊であります。
HALUNA
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