和楽器とロックの融合。
このテーマについては幾度も日本人のアーティストが試みては様々なスタイルを音楽史に残してきた。
ビジュアル系という分野でも歴然の先輩達が踏み込んだ領域ではある。
しかしながら、サウンドの比重はロック的なサウンドが多くを占め、和楽器の比重はオマケみたいなバンドが殆どだ。
とりわけリード音に関して言えば、ギターが前に出るというのはどのバンドも同じであると言える。
今夜は池袋ルイードK3では和楽器とロックの融合を実現させている「OROCHI」のワンマンライブが開催された。
OROCHIは他のバンドと大きく違うのはボーカルの龍くんが作るサウンドの和楽器の比重が多くを占めるという所。
リード音も龍くんの横笛が奏でる事も多い。
本当の意味で和のテイストを日本人が世界に発信する時、この比重が正解なのではないかと思う。
ギターがギャンギャン鳴るアンサンプルはやり尽くされた。
和楽器もギターに勝るとも劣らない突き抜けるような音を出す事が出来る。
横笛であればそのブレス感も魅力の一つである。
今夜は素晴らしい横笛の演奏と歌、そして美しい旋律を持つ楽曲が披露されていました。
無料なのが勿体無い!、そう思わせるステージ。
僕も日本的な文化とニューロマンティックというなんともチャラいジャンルを融合試る。
アプローチや切り口は違えど和洋折衷生み出そうとする所は共感できる所だし、刺激にもなる。
龍くんの関西弁のMCも、言葉の中にリズムがあって良い。
こういう書き方をすると本人も嫌がるかもしれないが、龍くんのMCはリズムを意識して聞いてみるとまた面白さが増す。
元々、体内にあるリズム感が良い人なんだろうな、という事がMCでも分かる。
まだOROCHIのエンターテイメントに触れた事がない人、特にビジュアル系が好きだと言う人は見に行く事をオススメする。
Haluna Sugimoto

