RAINBOW RAINBOW
TM NETWORKさんのデビューアルバムの『RAINBOW RAINBOW』を聴いていました。
やはり収録曲「金曜日のライオン」は電車から見える、流れる朝焼けの風景によく合います。
デビューアルバムの楽曲の完成度が高いバンドは多いと思います。
アマチュア時代からプレイしなれ、アレンジの熟成度が高い楽曲を収録出来たり、書き溜めた楽曲から選ぶことが多いため、楽曲の製作自体に労を使うことがその理由に挙げられます。
TM NETWORKさんのデビューアルバム『RAINBOW RAINBOW』の凄い所は殆どの曲がTM NETWORKさんが結成され、コンクールで優勝を獲得した後に作られた楽曲ばかりという所です。
これはTM NETWORKさんのアレンジ力の高さ、小室哲哉さん、木根尚登さんのソングライティングセンスの良さがあって成し得る芸当です。
特筆すべきは時代の先端に対するアプローチと斬新なアレンジです。
時代はブラックミュージックの流れが日本にもやってきて、ヒップホップやR&Bのスパイスがミュージックシーンに見え隠れし始めた頃。
特にアングラシーンではフュージョンミュージックが溢れていました。
その流れを上手く汲んで料理した楽曲が『RAINBOW RAINBOW』には多く組み込まれています。
『クロコダイル・ラップ』で聴けるラップや、16ビートで畳み掛けるダンスミュージック『金曜日のライオン』などは時代の音楽への鋭いアプローチだと思います。
それは小室哲哉さんの『洋楽のテイストをJ-POPに落とし込む』という彼の得意技が上手く反映されていると言えます。
既に後の彼の成功の片鱗が見えます。
デビューアルバムでありながら、当時の最先端であり、かつ実験的なサウンドを展開しているこのアルバムの本当の評価はまだ降されていないと考えるのは僕だけでしょうか?
実は聴き逃す事の出来ないJ-POPの名盤の一枚であると僕は認識しています。
■榛名/HALUNA
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