昨晩読み終えた本![]()
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本を読んでて泣くってこと、ほとんど無いんだけど、
(あまりそういう本読まないからかな?)
これは、ちょっとヤバかった(ノ_-。)
主人公の語り口調が、どこかとぼけていて、
悲壮感なんか全然ないはずなのに、
出てくるエピソードが、
すごーーーーく、よくて、かなり切なくなってぐっとくる(゚ーÅ)
この本を読んで、そして、とある方のブログを読んで、
医療の在り方、本当に患者が求める医療について、
すごく、考えさせられたんだ。
この本の作者は現役のお医者さんで、
おそらくは、自分の経験から感じたことを文にしてるし、
現場に立ち会ってるからすごく説得力があるのね。
(たまに難しい専門用語も出てくるけど)
彼が感じてること。
「助かる見込みのない末期がんの患者や高齢の寝たきり患者に対して、
人工呼吸器で無理やり酸素を送り込んだり、
ろっ骨が折れるほどの心臓マッサージ、
数々のチューブにつないで、
大量の薬剤を投与する、
その結果、心臓は数日は動き続ける、
しかし、それが本当に’生きる’ということなんだろうか」
物語の中のお医者さんは、医療技術を施すことだけが、
医者じゃないって思ってるのね。
確かに、人間は亡くなる直前までその尊厳があるし、
その意思は尊重されるべきだと思うんだ。
生きてるんだもん、やっぱり温かい気持ちで接してもらいたい。
忙しくてもがさつに扱わないでほしい。
毎日家族にも会いたい。
ワタシだったらそう思う。
※文章、長くなりそうですが![]()
今でも後悔してることがあるんだ。
3年前の夏。
おばががんの治療をしててね、病名を聞いてはいたけど、
会うと普通に元気でさ、それを真に受けて、
病状軽いんだ~って勝手に思ってたの。
センターに入院したって聞いたけど、
ワタシの方も当時、仕事に忙殺されてなかなか会いに行けず、
それに、すぐ退院してまた元気な顔見せるんだろう、って
勝手に思ってた。。。
状態が急変したって聞いて、
慌てて病院行ったら、もうおばさん、虫の息で。。。。。
その姿にあ然としたよ。
黒くてふさふさだった髪は、スカスカに抜け落ちて、しかも真っ白で、
頬はこけて、目もほとんど開いていず、
腕なんか骨と皮。
その姿見て、
なんでもっと!って
なんでもっと早く来てあげなかったんだ!!って。
忙しさにかまけて、
おばさんが強がって、気を遣って気丈に振舞っていたのを、
真に受けて。。。。。
もっと早く、意識のはっきりしてるうちに。。。。。。。
来るべきだった。。。。。。。。。。。。
みんなが揃って安心したんかな。
その後まもなく息を引き取ったんだ。62歳。。。
病院はきちんと医療処置をしたんだと思う。
ただね、看護婦はまぁ感じよかったんだけど、
医者がさ、ものすごく事務的で、
周りに家族居るのに、
全然気ぃ遣ってないんだ。
若い医者でさ、確かに、いちいち衝撃受けたり、
一緒に悲しんだりなんてしてたら仕事にならない、とは思う。
でも、この本読んでると、そういう時にどういう対応するかで、
周りもその人も報われるようないい医者か
どうかってことが別れるんだろうなって思うんだ。
血の通った医療。
自分がいつか最期を迎える時、
診てくれるのがこんなお医者さんだったらいいなぁって、
そんな風に思える本です☆
