2014年12月27日 に公開された

映画 真夜中の五分前ですが

公開した頃は忙しく映画自体あまり観てなくて

最近になって何度も観ては

迷宮のようなストーリーに引き込まれていました。


あの頃の春馬さんはみずみずしい少年ぽさを残した

青年の雰囲気なので美しく、とにかく春馬さんに見いってしまいます。


先日春馬さんの故郷土浦の映画館で

真夜中の五分前のリバイバル上映と

行定勲監督の舞台挨拶が行われたので

見に行ってきました。


もう二週間近くたってしまったので

監督の言葉も記憶が曖昧になってきましたが

淀みなく流れるように話す監督の姿を拝見し

監督から見た三浦春馬という俳優の魅力を

教えて貰った気がします。


といいながら、あまりに記憶がおぼろげなので

公開時に監督や春馬さん、リウシーシーさん ジョセフチャンさん

出演者のインタビューを、土浦でもこんな感じだったなー

と比較しながら見て感じたことを

少しお話しできればと思います。












国籍の違う俳優と共演するとき

言葉の違いをどのように克服するのか

中国のインタビュー番組 での春馬さんへの問いに



僕達の仕事場は芝居場であり

カメラが回っている場所が勝負場所。

セリフっていうよりかは

感情でぶつかっていく

仲間を信じ感情を優先して臨みました

と答えていました。





のちに行定監督が話して下さった言葉と

リンクしてると感じました。








土浦セントラルシネマズ(20210529)で行われた真夜中の五分前舞台挨拶を鑑賞したのですが、行定監督は流れるような語り口調で当時を話してくれ、その時のエピソードのひとつです。



婚約者ティエルン役のチャン シャオ チュワン

(ジョセフチャン)さんが印象的な思い出に

春馬さんとの 階段のシーンを選んだと仰っていました。



多くの日本人俳優はあまり感情を表さないのに

三浦春馬さんは違っていたそうです。






あらすじ説明あります









涙目で詰め寄る春馬さんと

充血した瞳のジョセフさんとの階段の場面


納得出来なくても受け入れざるを得ない状況に

言葉と裏腹に感情を抑えられないリョウ(春馬さん)とティエルン(ジョセフさん)のやり取りは、見ているこちらが身をつまされるシーンです。



疑心暗鬼になって憤りを抱える二人

ジョセフさんは掴みかかり春馬さんは突き放す台詞。

突き放した台詞とうらはらに

ジョセフさんは充血した目で、春馬さんは涙目で。


抑えられない感情が噴き出した空気が踊り場に充満しているので、見てるこちらが焦ります。



演技だとわかってるのに仲裁したくなる







芝居は感情でぶつかると語っていたけれど、春馬さんの芝居は突発的に感情を爆発させる演技というよりは、役柄の人生を日々生きていれば成るであろう感情を体現していて こまやかで自然体の説得力がある演技だとおもいます。


心情が移っていく姿を見せてくれるから

現実に起こっているような感覚になるんです。





でも緊張感の連続で心臓に悪いシーンです。

なのにをジョセフさんは春馬さんとの感情のやり取りを

大事に思ってくれて。


その気持ちを行定監督に伝えてくださり

今度は行定監督が観客に話してくれた。


ジョセフさんと春馬さんの心のやり取り知り得たのは

今になるとほんとに意味のあることだと思う。



ジョセフチャンさんの話す姿も穏やかなところが魅力的で

タイプの違う別の映画で春馬さんとの共演があっても

面白かっただろうな








土浦での監督が映画も春馬さんのことも

全くテンポが落ちることなく話し続けるので

頭の中を覗いてみたくなる。



色んなインタビューでも、

行定監督の話にはところどころオチがある

気に入ってる人をちょっとイジっちゃう

春馬さんももれなくいじられています。

お茶目なとこもかわいいです。








春馬さんを取り巻く人を知りたくなりました


 


春馬さんがジョセフさんの鍛えられたボディをみて
ハゥディハァ(スゴイ)と中国語で話しかけた場面です。
んでジョセフさんもまぁね顔で答えたほっこりの瞬間です。


















春馬さんが芝居は感情をぶつけていくと語った中国のインタビュー番組 




ジョセフが階段のシーンを語ってるインタビュー 







セントラルシネマズさんでの舞台挨拶では、春友さんとの再会やこの機会に知り合った方がいたり楽しい思い出です