なんとなく五代友厚とヴォーリズって
年代近いのかなーと調べてみると
五代友厚 1836-1885
ヴォーリス1880-1964
一世代ヴォーリスが後ですが
意外にも広岡浅子を通じた繋がりがありました。
直接会うことは年代的になかったと思います。
商都大阪を作った五代友厚は
会社設立の折に大阪の豪商広岡家の加島屋に相談を持ちかけた強い結びつきがあります。
広岡正秋、信五郎は五代設立の会社で頭取に着いています。
ヴォーリスの奥様の実兄と浅子の娘亀子が夫婦。
広岡家の建物を多く設計し、親戚以上の関係です。
浅子が亡くなった後 娘の亀子夫婦は浅子の自伝を制作します。
巻末にヴォーリスは追悼の詩を寄せています。
五代友厚
広岡浅子
ウィリアム メレル ヴォーリズ
社会のために動く人
五代友厚
大阪株式取引所を設立し、4年後に大阪株式取引所の肝煎(理事)になったのが浅子の夫広岡信五郎
五代は通商会社を設立する際にも加島屋に相談を持ちかけ、加島屋の社長正秋が総頭取就任します。(正秋は信五郎の弟)、信五郎も浅子も加島屋の経営に関わっています。
広岡浅子
朝ドラあさが来たのヒロイン
大同生命や日本女子大を設立。
広岡浅子は三井家に生まれ、大阪の豪商加島屋を営む広岡家の次男信五郎に17歳で嫁ぎます。
ヴォーリズの妻 一柳満喜子
実兄恵三が広岡家へ浅子の一人娘亀子の夫として婿入りします。
恵三は大同生命二代目社長となります。
満喜子は19歳から恵三の娘の面倒をみながら、浅子ら広岡家で家族同然に暮らしたそうです。
ヴォーリズは広岡家の邸宅や建物を出掛けますが、ヴォーリズが打合せで広岡家を訪れたとき一柳満喜子がヴォーリズの通訳をしたのをきっかけに二人は結婚します。
結婚の後押しをしたのが浅子
ヴォーリスはその後浅子ら加島屋が設立した大同生命の本社などを設計しています。