母との関係 | 自分らしくしなやかに

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自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

私は母のことを大切に思ってきたつもりでした。

 

それ以上に、母がどうやったら幸せに暮らせるかを

私なりには考えてきたつもりでした。

 

何より母の笑顔が見たくて、母の好むものを買い、食事を作り、

出かけたいと言えば極力付き添ってきました。

 

食べたいところ見たいところ、お芝居、コンサート、ライブ、食事、買い物そして旅行

 

誰の予定よりできる限り優先して付き合ってきたつもりです。

 

でも、まだまだ足りないと母は思っています。

 

私自身が誰と出かけたいか誰と会いたいか

どんな一日を過ごしたいか・・・

何をしているときが幸せか・・・

 

そんなことに母は思いを寄せてくれていないことことが、

だんだんに私には見えてきました。

 

むしろ私が母と一緒で無いところで

楽しかったり幸せだったりすることを

喜ばない母が居ることに気がつきました。

 

母に何か言うと必ず否定の言葉が返ってくることにも

気がつきました。

 

そうして母には楽しかったとか美味しかったと言うようなことを、

言えないことに気がつきました。

 

喜びや幸せを共有できないこと、一緒に喜んでもらえないことは,

一緒に暮らしている上でとてつもなく苦痛です。

 

そしてそれが一番のよりどころであった

自分の母親であることは

とても残念で悲しいことでした。

 

母の口から、私だったら絶対に娘には言わないだろうと

思う言葉が飛び出します。

 

母と娘の関係を諦めるところから

私の一歩が始まるのかもしれないと思っています。

 

もっともっと早くに気がつけば良かったのに

いつまでも片思いのように

期待してたのかな?

それともそう思うことが怖かったのかもしれませんね。