僕が働いている会社は、日本全国に工場があって、その中の1つに僕はいます。
業界他社と比較すると格別いいわけではありませんが、一応組合はあるので
そこそこの福利厚生が受けられていると思います。
その中で、みんな(従業員)が不満なのは昼食です。
今年から改善されてマシになったとはいえ、以前は囚人食と言われていました。
まあ、300円/食で半額は会社補助なので仕方ありませんが。
さらにもっと昔(20年以上前)は悲惨だったようで、当時を知る人はよくなったと言い
おいしくないという人に「文句があるなら自分でもってこい!」と言い放ってます。
僕はそれが正論だと思っているので、文句は言いません。
各工場ごとに給食は異なるようで、本社などは弁当の配達があるようですが割高です(500円以上かな)
前置きが長くなりましたが・・今年の仕事納めの12/26。素敵な人を見かけました。
たまたま、ある人の向かいに座って昼食を食べようとして、何気なく見たその人のトレーには
何も残っていなかったのです。米粒は当然として、ケチャップですらですよ。
「どうやったらそんな風に完食できるの?」と疑問が先行しましたが、
すぐになんとも言えない感情が込み上げてきました。
名札を見ましたが、正社員ではなく関連会社の方。年齢は僕と同じか少し上くらいです。
こんなご時世です。雇用問題とかいろいろ考えてしまいますが
ご飯を残すのはもったいないし、そこまできれいに食べてくれたら、作り手としてどれほどうれしいことか。
18歳から一人暮らしをしている僕は、普段作り手の見えないものばかり食べています。
作り手に対する敬意、食に対する喜び。これらが欠如していたように思えました。
多分気づかない人は一生変わることはないのだけれど、僕はここで気づいてよかった。
今年のクリスマス、半年振りくらいに自宅で2人だけの夕食。
来年の今頃は、それが普通になり、それに幸せを感じ
日々大切に生きていければいいと思う。