昨晩遅く。
貴方に宛てた恋文を書きました。

昨日は仕事が相当忙しかったようで、声を聞いただけですぐに、疲れているのがわかりました。

貴方は開口一番、風邪引いたっぽいと言って、私の心をかき乱す。
熱があって、具合が悪くて、本当に辛そうな声を出すものだから。
貴方の帰りを待ち侘びていた私の胸の中は、やっと貴方が帰って来てくれた嬉しさで溢れていたのに、そんなものは一瞬にして貴方の体を案ずる想いで押し出されてしまいました。



体調が悪いから今日は早く寝るよ。


そう言って、ほんの5分程度の短過ぎる電話を切った。

風邪なら仕方ないと無理やり自分自身を納得させて一人ベッドに潜ってはみたものの、どうにも寝付けない。

テレビを付けてみても、映像が流れて行くだけで集中できません。

本を読もうと、お気に入りの小説のページを開いてみても、文字を追うだけで全く内容が入ってきません。

こんな時、電話を切ってもすぐに眠れない時は、お互い眠っているであろう恋人に向けてメールを書くことにしています。

しかし昨晩はそれができませんでした。
不調を訴えて早々に休んだ貴方を、メールの受信音で起こしてしまうわけにもいかないので。

けれど、一人遅くまで起きているのに、なんの連絡もしないのは貴方との約束に反してしまう。

そこで私は真っ暗だった部屋にもう一度明かりをつけました。

久しぶりに机に向かい、大切なお手紙や礼状を書く時に使っているガラスペンをインクに浸しました。

風邪薬を飲んで、もうとっくに眠りについたであろう貴方へ、手紙を書きました。

その瞬間に想ったこと。
いつも貴方に対して想っていること。
ヘタな文章とヘタな文字でしたが、一生懸命綴りました。

手紙はメールや電話と違い、伝えたい気持が届くまでにタイムラグがある。
東京から岡山までだと2日くらいか。

今朝、その手紙を出しました。

愛する貴方の元に届く頃には、すっかり風邪もよくなっていてくれることを願います。

愛する貴方の元に届く頃にも、まだ私たち2人が今と変わらず互いを想い合っていることを、心から切に願います。

もう、太陽が顔を出す時間も短くなって街ではコートを羽織る人が増えて来ました。

あと少しで2012年も終わりですね。
あと少しで今年もお終いなんですね。

今年の始め。
今からおよそ11ヶ月と9日前。
2012年の目標は貴方と逢うこと。にしていましたが、来年の目標に持ち越しになりそうですね。

今年もあと1ヶ月と半分程、残っていますが、私の願いは目標は夢は、枯れずにその可能性を信じ続けていられるでしょうか。

愛する貴方へ綴った恋文。
ポストに落としたその後もずっと、手紙の続きを頭の中で書き続けています。
便箋を何枚使っても伝えきれない想いがあるのです。

愛する貴方へ。

親愛なる宏人へ。

はるかより。

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