アシモフの短編集。既に絶版。


昔、一回だけ読んで、著者もタイトルもわからない中、
10年間、探しつづけて、ようやく発見しました。


やはり自分の心に残る著者というのは、有名な方が多いです。


短編集ながら、印象的だったのが「創建者」


惑星へ不時着した飛行船。地球に戻れない絶望。
一人、また一人と、仲間が死んでいく。

アンモニアに汚染された土壌に、最後の希望を賭けて、植物を植える飛行士達。

道具や装備が磨耗していく中で、彼らが最後に使用した道具とは?


事実が淡々と綴られる、数ページの作品なのに、
生きる意味を、何故かとても考えた。


今できること、目の前のことをひたすら行うこと。
不確定な未来に、彼らは何を託そうとしたのだろう。


ちなみに、私はアシモフの推した
"The last tools"の表題の方が好きです。