皆さまご無沙汰しております。

産休中に色々記事を書くと宣言したにも関わらず

全く書けずにいつの間にか産後2ヶ月が過ぎております。

 

というのも、出産前に色々とトラブルがあったりで。

体調の変化も大きく、これが俗に言う妊娠すると体調がガラリと変わると言うものか、、としみじみ感じたものです。

 

そして何となく自分なりにイメージしていた

「出産とはこんなもの」

とはかけ離れた出産になりまして、救急車で緊急搬送されました。まさか自分がこんな体験をするとは、、と思いましたが、それからは、滅多に起きない事柄や、まさか自分には降り掛からないだろうと言う出来事はない。と思うようになったわけです。その分心配性倍増!になってしましましたが。

 

それでも自然分娩で出産を終えることが出来ました。

本当お世話になった先生方には感謝でいっぱいです。

 

この壮絶出産話は、別記事で書ければ書きたいと思います。

また書く書く詐欺をするかもしれませんが。

一応書く気持ちでいます。笑

 

 

今日は産後のメンタルの話。

 

家庭訪問に来た保健所の方が言ってたのですが

 

産後うつになる方が年々増えてるのよ〜。

 

私は妊娠するまでは、正直そういった類のメンタルトラブルは無縁だと思っていた。

基本的にはポジティブ人間だし、何か精神的に辛いことがあっても、絶対に

 

あれ、何でこんな気にしてたんだろう、過去数日の私。

 

と思える人だったからだ。

寝たら忘れる。じゃないけど、忘れはしないんだけど、受け入れることができると言うか。

乗り越えられる事を知ってるから、長期間立ち止まって悩むことはなかったかな。と。

 

我が子は可愛いし、泣くことに対してイライラしたりもしないし、むしろ愛おしくて。一生懸命声を出して泣いてる姿さえも可愛い。たまに眠くてたまらない夜中に泣きそうになってると、お願いだから起きないで、、と祈るくらいで。

(結局起きるんだけれども。)

 

でも、ふと思ったことが何だか心にぐさっと来てしまった。

 

あ、今の私には友達がほとんどいない。

 

今まで頻繁に会っていた友人たちとは、妊娠をきっかけに疎遠になってしまった。

つわりも酷かったし、つわりが終わったと思えばコロナに感染してしまったり、そうしているうちに段々と身体は重くなり、大きなお腹を気にしながら電車に乗って繁華街に行くのも億劫で気持ちも乗らないし。

妊娠後期は高血圧になりかけていて、自宅から離れる場所に行くのがちょっと怖かった。

 

でも妊娠中は、特に友人と会わなくても寂しくはなかった。

会社に行けば話せる同僚もいるし、家に帰れば旦那もいるし、頻繁に会える親や飼い犬もいるし。

 

そんな状態を経て産休に入り、出産をして、お世話であっという間の日々が過ぎる。ふと我を見つめると、友人と丸1年ほとんど会っていないじゃないか。と気付いたわけです。

 

出産後我が子を連れて家に帰り、2週間くらい経った時に、我が子と引き換えに友人を失ったような?何だかそんな損失感を感じてしまった。

考えれば考えるほど、とてもとても悲しい思いになった。

 

振り返れば私の人生は、いつも友人が一緒にいた。

若い時は、浅く広くのつもりはなかったけれど、とにかく色んな人に会いたかった。休みの日は友人と会う予定で埋め尽くして行くスケジュールが好きだった。

そんな中カナダから絶賛コロナ期間に帰国して、友好関係が徐々に変化していた最中の結婚妊娠出産で、一気に交友関係の断捨離をした感覚。

この感覚がまあ何とも、自分にフィットしなかった。

 

産後うつではないけど、きっと疲れていたのだろう。

違うこときっかけで少し泣いてしまった時に、この想いも重ねてぶつけるようにワンワン泣いてしまった。

 

そんな押し殺して表に出さないようにしてきた感情を抱えながらの産後1ヶ月間。

 

赤ちゃんのお世話でメンタルがやられるものと思っていたけれど、こんな感情でやられてしまう事もあるのかと痛感したのであります。

 

そんなこんなで2ヶ月目。

徐々に自分を再度見つめ直した。広く浅かった友人とは疎遠になったけど、環境が変わっても近くにいてくれる友人達の事を何でもっと大事に思えなかったんだろう。と後悔した。

久々に数人の友人と会えた。やっぱり会って話すのは嬉しいし、自分の心のバランスを取り戻せる。

 

お母さんになっても変わらず仲良くしてくれてありがとう。

 

と言われたが、それは私のセリフでしょう!

 

これからはきっといつでも我が子、家族優先になると思う。

それでもずっとそばに居てくれる友人を、大事に思わないとな。と感じたのでした。

 

今はこの居心地の良い数人の友人と、近状報告をしたりたまに遊びに来てもらったり、それだけで十分満足です。

欲を言えば、私の友人は独身の子ばっかりなので、子供の話が一緒にできるようになればいいけれども、、笑

 

すぐそばにある小さな幸せを感じて生きていければいいなと思います。