こんばんは
この間の宣言通り、韓国語学習を開始しました。
一通り基礎の基礎とハングル文字は
第二外国語で韓国語専攻を大学時代にしていたので
なんとなーく覚えているのですが
そのなんとなーくをそのまま放置すると
後から訳が分からなくなりそうなので、
見直しがてらちょっと本を読みつつ
好きな曲の歌詞を訳していくという作業に入りました。
そこで私の英語勉強法を活用できないかなーと思い
色々と思い返してみました。
英語を勉強するという行為はあまり得意ではないので
机に向かって参考書と共に勉強は
学生時代の受験勉強以来あまりした事がないのですが
それでも今でもやっている英単語習得法があるので
少し自分の整理も兼ねつつ書いてみようと思います。
大学受験の時にやった英単語勉強法は、だいたい
単語をとにかく文字で覚える。
意味を入れ込む。
何度も見直して、単語を頭に叩き込む。
これだったと思います。
今の学生さんはもしかしたらもっと有効的な覚え方をしているのかもしれませんが・・・
私が学生の時代なんてこんなにネットも普及してなかったし、勉強といえば参考書のみ
あとはドラマを英語字幕で見まくって、
単語を拾いながら調べていく。
なので本かDVDで読んだり観たりしながら
覚えていくしかあまり方法がなかったのです。
確かに受験英語には効き目がありました。
パッと文字を見た時に、その単語の意味が出れば何を言いたいのか推測が出来ます。
でも結局、使える英単語として身につくかというと
そこまでなんですよね。
長い文章は後ろから訳してしまったり、構文に当てはめて文章を読み解こうとしてしまったり。
そこで単語が分からないと、突っ掛かってしまう。
その上相手が文の中でその単語を発した時に言葉をキャッチできるか、またその単語を使って自分が文章をパッと言えるかとなると、それはまた違う話で大概は出来ない。
でもそのうち、発音や英語特有の音に特化して勉強をしたくなってきて、とにかく喋れるようになりたいという目標に変わってから、少し単語の覚え方を変えました。
その方法は、参考書さえあれば出来る方法です。私の学生時代にも十分出来るはずだったのに、やってこなかった事でまた一から単語を見直さなきゃいけないのは効率が悪かったなと反省点なのですが。。
それは
IPAの存在を意識する。
もしお手元に参考書があれば、きっと単語の下によく分からない発音記号があるはず。笑
それがIPA(国際音声記号)です。
要は、そのIPAの音さえマスターしておけば、単語を見た時にどんな発音になるのか音声がなくても分かってしまうと言う第二外国語学習者にとってはとてつもなくありがたい記号なのです。
ear (耳)
year (年)
この2つの単語を読んでみて。
となった時、日本語にすると
イヤー
になりますよね。
ではこの2つは果たして本当に、イヤーなのか?
イヤーと読むと、earと聞こえる可能性が高いです。
(厳密に言うとearでもないのですが イ の発音の入りがearの方が近いからです。)
そこでIPAで比べてみると
ear /ɪə/
year /jíər/
こんな風に表記が全然変わります。
yearの最初はjから始まるので、え、ジェイ?と思ってしまうかもしれませんが、IPAにするとジェイにはなりません。が、iよりはもっと濁るような、喉を使って発音するようになります。
このIPAを無視して単語を全部覚えてしまうと
文字の羅列を見ればどんな意味だか分かるけれども、文字を見ずに聞いたらどの単語なのか分からない。という現象が起きます。
なので私はいつも本を読んでいる時や何か長文を書いていて分からない単語や発音に巡り合った時は、必ずIPA記号を側に書くようにしています。
↑こんな感じ。
そして単語ひとつで覚えようとするのではなく
文章の中から単語を拾って覚えるようにしています。
単語帳を使う事があれば、基本的には
隣に書いてある例文を頭になんとなくでいいから入れる。
IPAをチェックして自分で読んで単語を覚えていく。
こうする事で、次に耳からその単語が入ってきた時も
単語が頭にポンっと浮かびやすくなります。
これだけ読むと、なんだかめんどくさいと思われる方もいると思いますが、慣れてくるとIPAが分からず、かつ今まで聞く機会のなかった単語に出会うと、どんな発音の単語なんだろうとモヤモヤしてきます。笑
ここでひとつ余談ですが
私がIPAをメモしたこの単語
abundant /əbˈʌndənt/
豊富な とか、そう言う多くのものが豊富であるイメージを持つ単語なのですが、
似ているもので
abandon /əbˈændən/
見捨てる とか、捨てるみたいなちょっとネガティブイメージを持つ単語があります。
だいぶ意味も違ってきますよね。
見た目で見れば似てるけど違うというのは明確ですが
発音された時はどうでしょう。
形容詞と動詞なのでそもそもの使い方は違うので
文脈から予想できる場合ももちろんありますが
2つの単語を読んでみた時、IPAを知らないと
どういう風に発音するのが正解なのか分からなくなると思います。
赤く色付けたところだけが違う部分です。
ただこの2つの発音、声を出す部分も違くて
喉の使い方も実は全然違うんです。
これを知っているだけでも、使える英語を勉強すると言う点でだいぶ変わってきます。
英語の発音の仕方を知っていれば、必然的にスピーキング力も上がりますし、リスニング力も上がります。
IPAを無視して長年英語の勉強をしてしまうと、とてつもなく耳がよくセンスがない限り、いくら英語が得意でも棒読みに聞こえてしまう日本人英語になってしまいます。
またIPAについては、今度記事にしてみたいと思います
興味のある方はぜひ調べてみてください
あとは、簡単でいいのでイラストを描いて英単語を覚えるのも良い方法だと思います。
イラストを描くか、googleの画像検索に分からない単語を入れて調べて、イメージ化して覚えていく。
これは結構リスニング力を上げてくれると思います。
なぜなら英語を頭で理解する時に、日本語の意味が浮かぶよりも映像が浮かぶ方が断然処理能力が早いからです。
良い例えがあまり思い浮かばなくて
理解できるものであればいいのですが・・
例えば
happy birthday!とかお誕生日おめでとう!
と言われた時、一瞬で頭に何が浮かぶでしょうか。
私はパーンと弾けたクラッカーや、
ケーキなど華やかな風景が頭によぎります。
こんな感じ
もし、外国人に流暢にhappy birthdayと言われても
えっと、、お誕生日おめでとうって意味だよな。
とかいちいち考えないと思います。
自然と頭の中で、お祝いしてくれているポジティブなイメージに変換されてると思います。
もうみんなが知っている言葉で、特に抵抗のない言葉だからだと思います。そして、いちいち日本語にする必要もないのですぐに頭の中で理解が出来ます。
happy birthdayはあまりにも簡単な例ですが、このいちいち訳さないでパッと頭にイメージだったり言葉のニュアンスが思い浮かぶ状態をひとつでも多く作ると、英語で何かを話しかけられた時や本を読む時に、処理速度が速くなります。
感情を表す単語なんかを覚える時は、
こんな顔でいいので隣に書いておくと、次にその単語に巡り合った時に、完璧に意味を忘れていても喜怒哀楽ぐらいは汲み取れるようになると思います。
sorrowful
dull
gloomy
こんな感じで付いてれば、よく意味はわからないけど、とりあえずハッピーな雰囲気ではなさそうだな・・・と言うのはすぐに分かりますよね
なのでイメージ化して覚えるのは結構オススメです
ふと考えてみると、いろんな単語の覚え方を活用しているなーと思うのですが、ひとまずいますぐできる思いついた方法はこの2つです。
・IPAを覚える。
・イラスト、イメージ化して覚える。
根気よく続ければ結構使える英語に繋がると思います。
そう思って、話は最初に戻りますが
韓国語も歌で発音を聴きながら取り込んで
文章(歌詞)を覚えながら細かく文章を砕き始めています。
韓国語でも効く方法か分かりませんが、やってみます。笑
また個人的にやっていることで思いついたことがあれば、記事にしてみますね
最後に、説明が下手ですみません。。
みなさま良い夜をお過ごしくださいませ